振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

逃げたいのなら火に油を注ぐなよ

こんにちは!桜田紋吉(もちろん仮名)です。梅雨明けまだかよ!









最近の「は?」なんですがぁー・・・








高校時代のクラスメイトである西岡君(もちろん仮名)に久々に会いました。実に10数年ぶりの再会だったんですよね。




んで




『高校を卒業してから今まで、どの時期が一番つらかったか?』





みたいなトークになりました。





すると西岡君は・・・






「そりゃ辛かった時期あるよ。◯年前は辛かったねぇ・・・。」





「辛すぎたから、その頃に好きで聴いてた音楽さえも今聴くとメチャクチャ嫌な気持ちになるんだよなぁ。」








・・・・ふむふむ。




・・・・なるほど。なるほど。










・・・・いや、表現の仕方が素敵やん!!!


感心しちゃう!!!








この『好きで聴いてたはずの音楽も今聴くと嫌な気持ちになる』は良い表現だなぁー・・と感心しました。





大体の人なら

会話している相手に『共感されたい』とか『同情してほしい』という思いが溢れてしまい・・・



辛かった時期の

『こんなことあったんだよねエピソード』を最初から最後まで話してしまいます。





しかも

話している途中で感情がノッてきてしまい

聞いてくれている人のリアクションそっちのけで語ってしまうことが多々あります。(コッチが聞いている側の場合、微妙な共感しか出来ない話をされている時って相手の話が終わるまで意外と苦痛なんだよな)





それに比べて・・・


『好きで聴いてたはずの音楽も今聴くと嫌な気持ちになる』


というセリフはエピソード無しでも辛かったことがメチャメチャ伝わる・・・。


むしろ、このセリフだけで十分だぜ。





今回の『は?』は『は?表現が素敵だから感心しちゃったよ!』の『は?』でした。










・・・・はい!


本題に入ります~!!






前回のブログ↓
ほんの少しだけ習っても身体は反応するもんなのよ - 振り返ればオアシス!







体育の相撲の授業で不本意ながらヤンキー君に勝ってしまった桜田紋吉(もちろん仮名)は

ヤンキー君の

「気にしない」というセリフを真に受けて

安心していた・・・。





部活動を終えて

自転車で帰ろうと駐輪場に向かうと




自分の自転車付近に

ヤンキー軍団発見!!!








「おい!てめぇ!調子乗ってんじゃねぇぞ!!」(相撲で対戦したヤンキー君が叫んだ)










大・大・大ピンチ!!!










俺という人間が変なのか・・・


俺以外の人間も実はそうなのか・・・




こういった大ピンチの時

俺は様々な考えが頭に浮かぶ。







『やべぇ・・・。怖いぃぃぃ!!』



『猛ダッシュで逃げるか?いや!自転車はアイツらの近くだ・・・!』



『こうなりゃ自転車は無視して走って逃げるか?』



『いや、追い付かれて終了だろうな。』



『ってか、何人も応援呼んでるって卑怯じゃね?他の中学校からも呼んでるって人気者か俺は!』








・・・・クソがっ!!!マジで面倒くせぇー!!!









『もう知らん・・・どうにでもなれ!!!』←最終的にコレよ









震える足を前に出し

勇気を振り絞りながら彼らに近付いていった。






再びヤンキー君が叫び始める


「おい!コラァァァ!マジで殺すぞ?コラァァァァ!!!」








俺は心臓バクバクだったが












「何?わざわざ待ってた?」(少しカッコつけながら)






と何故か火に油を注ぐ発言をカマしてしまった!(何してんだ俺は)









すると

周りのヤンキー達も






「はぁぁぁ!?ふざけてんのかぁぁぁぁ!!!」









完全に

激おこぷんぷん丸!!!












やべぇぇぇぇ!!!!




殺されるー!!!!!







神様、助けてー!!!!!












キリスト教徒でもないのに神様に助けを求めていると・・・












「ちょっと!何してんの!!!」













甲高い女性の叫び声が響いた。









コレは神の声!?


いや、女性の声だから女神の声か!?(やかましい)









声のする方を凝視してみると・・・




数名の女性の姿が・・・





女の先生達か?








・・・・いや!あの姿は先生なんかじゃない!








全員金髪!!!




全員ミニスカ!!!




全員ルーズソックス!!!








そう!!!




女ヤンキー軍団だっ!!!









「何してんの!!!桜田君をいじめようとしていたわけ!?」




コッチに近付きながら男ヤンキー軍団に怒鳴る女ヤンキー軍団。






・・・・いや、怒鳴ってくれた女神達。(やかましいわ)








「はぁ!?おめぇらには関係ねぇだろーが!」



邪魔されてイラつく男ヤンキー軍団。








「何も悪いことしてない人に攻撃しようとすんのは最低だから!桜田君が悪いことしたってわけ!?悪いことする人じゃないから桜田君は!」(すげぇ優しいこと言ってくれんのよ)










この時に俺は痛感した・・・。



マジで女性には平等に接しておいて正解だったと・・・。





普段から『男のヤンキー』は俺と住む世界が違うと思っていたので

接することすらしていなかった。




しかし!




何故か

『女のヤンキー』に対しては普通の女の子と同じ、外見だけが不良なだけ。

と思っていたので『女のヤンキー』とは普通の態度で接していた。(ジェントルマンなのよ俺は)








コレが大正解だったのだ!!!




まぁ女性に優しくってのは俺からしたら基本的に当たり前なんだけどぉー・・・(うざっ)







こんな恩恵を受けるとは!!!(あざーすっ)





マジで女ヤンキー軍団が女神に見えた・・・。









いつの間にか・・・



桜田紋吉(もちろん仮名)VS男ヤンキー軍団





だったのが






女ヤンキー軍団VS男ヤンキー軍団




に変わっていた・・・。









交互に怒鳴りまくる男女のヤンキー軍団。



完全に俺のことは放置・・・。






俺は


ただただ棒立ちしていた。。。







『えっ?今がチャンスじゃね?』






ヤンキー軍団にバレないように





こっそり自分の自転車に近付いて。。。











『・・・・よしっ!!ではサヨナラ!!!』








競輪選手のラスト一周の立ち漕ぎレベルで逃走した俺。(この日だけは全世界の中学生の中で一番チャリンコのスピードが早かったと自負しています)








『明日とりあえず女ヤンキー軍団にはお礼を言わなきゃな。』


・・・とチャリンコで爆走しながら思った。










そして

次の日・・・






『昨日は大変な1日だった・・・。今日は平穏で頼むぜ・・・。』






しかし!!!




願いは叶わず・・・








朝っぱらからヤンキー君と対面する羽目になる・・・(やれやれだぜ)








ここから先の話は



また次回に続く!!!
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(こんなにスピードって出るの?ってぐらいの速度で逃走した。というか俺がヤンキー側だったら逃げないように自転車にイタズラしてると思うんだけど、自転車は無傷だった。名前が書いてあるシール貼ってたから誰の自転車か把握してたはずだろうけど。変な優しさか?)