振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

俺の気分はドラクエの勇者!

こんにちは!そうです。俺こそが桜田紋吉(もちろん仮名)です。本日もシクヨロです!








今日の『は?』なんですがぁー・・・






真夜中にNHKでドキュメンタリー番組をやってたんですよね。


たまたま見たんですが


『北海道・十勝地方の人々の暮らし』


みたいなやつが放送されていました。(正確なタイトルは不明)







どうやら十勝地方は農業が盛んのようで農家の人々に密着した映像が流れていました。



驚いたのが最初のナレーションです。







「農家1戸あたりの耕作面積は全国平均の24倍です。」










・・・・広っ!でかっ!すごっ!







次のナレーションもビビりました。







「農家1戸当たりの平均収入は約5000万円です。」









激ヤバ過ぎだろ!




平均5000万って・・・





プロ野球選手の平均年俸以上やないか!







んで


一番驚いたナレーションが・・・









「十勝地方の畑の総面積は、日本全体の畑の1割以上を占めます。」










オーマイガー!!!




広すぎだろーがっ!!!




日本全体の畑の1割以上って!!!






その後も驚きの連発でした。






『農家1戸当たりのトラクター所有台数は4台以上』


『トラクターは外車(フォード社)でモンスター級に大きいやつ』←国産のヤンマーとかクボタとかじゃないのよ。


『12歳の子供がトラクターを運転している』


『食料自給率は1100%』←1100って何?この桁は何?ちなみに日本平均は39%らしい。マジで何なの?


『人口より牛の数が多い』


『十勝の耕作総面積は神奈川県全域より広い』









・・・・もう色々と凄すぎだろ!!!




勘弁してくれ!!!






しかも


メッチャ雪が降るらしいから半年間しか農業しないらしいよ。


同じ日本なのに面白いよね。





今回の『は?』は『は?色々と凄すぎて最高のドキュメンタリーなんですけど!』の『は?』でした。








では・・・




本題(前回の続き)に入りましょうか。








前回のブログ↓
逃げたいのなら火に油を注ぐなよ - 振り返ればオアシス!







ヤンキー軍団の待ち伏せから運良く逃れた桜田紋吉(もちろん仮名)は



翌朝


『昨日は大変な1日だった・・・。今日は平穏で頼むぜ・・・。』


と眠い目をこすりながら中学校へと登校した。






いつもの場所へ自転車を停め・・


いつもの下駄箱の前で上履きを履き・・


いつもの教室に入り・・


いつもの席に座ろうと・・






その時だった・・・・!








桜田ぁぁぁ!!!おまえコラァァァァ!!!」(聞き覚えのある声)








昨日、俺に相撲で負けた&俺に逃げられたヤンキー君が勢い良く教室に入ってきた・・・!(さすがに朝だったのでヤンキー君は一人だった。軍団じゃなかった)








一気に眠気が吹っ飛んだ俺・・・。






人がたくさんいる教室で名前を叫ばれながら注目の的になっている雰囲気がメチャメチャ恥ずかしかった。







ってゆーか・・・





朝っぱらからヤンキー君が登校していることはまずないのに



学校に来てたってことは・・・






また待ち伏せしてたのか!?






二日連続で待ち伏せって・・・








ストーカーですか?


もし俺が学校休んでたら家まで来るパターンだろ!!!







一言で言うと



しつこい!!!マジで!!!









・・・・とツッコミをする余裕はもちろん無し。








ヤンキー君は大声を出しながら俺に近付いてきた・・・!








そして


俺の胸ぐらを掴み・・・









一瞬で



俺を床に叩きつけた!









マジで一瞬だった。秒殺。



今思えば一瞬過ぎて笑える(笑)






そもそも


一瞬で床に叩きつけるパワーがあるなら俺に相撲で負けんなよ・・・。









床に寝転びながら俺は


『うわっ!投げられた!・・・・やばっ!このままじゃ顔面を蹴られる!』


と判断し


とっさに顔をガードした。(客観的に見ると最高にヘッポコだったと思う)








寝転びながら顔を腕でガードするという恥ずかし過ぎるポーズを決めている時に・・・







「止めろ!!!何してんだ!!!」(俺は寝転びながら聞いていた)









昨日の大ピンチ時には女ヤンキーの声が鳴り響いたが・・・(今回は女ヤンキーじゃなかった。だって朝はヤンキーいないからさ)







今回の声の主は・・・








優等生の島村くん(もちろん仮名)だ!←俺の近くの席に座っていた男の子。





島村くんはメッチャ良い人で正義感が強く、クラスの委員長タイプの優等生だ。






性格が良過ぎて俺とはそんなに仲が良いわけではなかったが・・・(俺はうっすら性格が悪い人としか仲良くなれないから)






「何してんだよ!!!そんなこと止めろよ!!!」(まだ俺は寝転んでいる)




とヤンキー君を叱ってくれていた。(そんなに仲良くない人を助けるって優しさの塊みたいな人だよね)









「こいつムカつくからボコボコにしてやんだよ!!!邪魔すんな!!!」(俺は未だに寝転び中)




お目当ての俺を簡単に投げられたのが嬉しかったのか


ヘラヘラしながら大声で島村くんを怒鳴りつけるヤンキー君・・・。(俺は寝転んでガードの隙間から二人を見てた。チラッ)







「無抵抗の人をボコボコにするって一番ダサいよ!止めろよ!」(もちろん俺は黙って寝転び中)




熱心にヤンキー君を説得する島村くん。








するとヤンキー君は・・・









「チッ!」(当然のように俺は寝転び中)





舌打ちをして教室を出て行った。








あれれ???



意外とあっさり教室を出たな・・・。







これは俺の予想だが・・・






多分・・・



「ダサい」と言われたのが効いたのだと思う。



プライドが高い故に島村くんが発した「ダサい」というワードが刺さったのだろう。「ダサい」がNGワードってことだ。









まぁ・・・



理由は何であれ・・・







・・・・助かったぁぁぁぁ!(心からの叫び)








マジで助かった。。。



すぐに立ち上がり島村くんにお礼を言った俺。(ってか島村くんカッコ良過ぎる)








いやぁー・・・





昨日は女ヤンキー軍団。。。




今日は島村くん。。。







色んな人に助けられている俺。





色んな人にマジ感謝!!!










『ほんっと俺は運がいいなぁー・・・』






さっきまでのゴタゴタは何だったのかと思うほど


のほほんと一時間目の授業を受け始めた俺。







授業を受けながら様々な思いが頭を駆け巡る・・・






『いやー・・・・強運だな俺は』



『こういう時って意外な人が助けてくれたりするんだなぁー・・・・人に優しくってその通りだなぁ』



『・・・あっ。女ヤンキー軍団と遭遇したら昨日のお礼言わなきゃ』



『ってか・・・マジで島村くんカッコ良いわ。俺が逆の立場だったら・・・・見て見ぬふり・・・・するだろうなぁ(最低野郎)』



『やっぱプライドの高い人に【ダサい】は効果抜群だったな。さすが島村くんだわ。あれは計算で言ったのか?最強のカウンターだぜ』



『でも島村くんも注意した方がいいと思うなぁ。あのヤンキー君メッチャしつこいからね。一応、後で島村くんに「油断しない方がいいよ」って伝えてみるか』←助けてもらっているのにアドバイスしようとしているバカ














『・・・・ん?確かにヤンキー君はメッチャしつこい・・・・』



『・・・・ってことは・・・・』



















『今日からヤンキー君の標的が島村くんになる可能性があるってことか・・・?』












『俺を助けたのが原因でヤンキー君の標的になるってことか・・・?』















『・・・・やばくね?』













俺は授業中に震えた。。。



俺とそんなに仲良くないのに男気を出して俺を救ってくれた人が・・・



かなりの高い確率でヤンキー君の標的になるという現実に気付いてしまった。










さすがの俺も


この現実は無視できない・・・。


そこまでのクズ行為はできない・・・。







だって!




無視した瞬間に俺が一番【ダサい】ってことになるからな!!!



さすがの俺にもプライドはあるぜ!!!





無視するなんて、そんなにも【ダサい】ことはできねぇ!!!















よし。。。




乗り込んでみるか。。。




ヤンキー軍団は昼休みの時間帯に校舎裏に集まってタバコを吸ったりギャーギャー騒いだりしているのを俺は知っている・・・。(みんな知ってる)




ヤンキー君もそこにいるのは間違いない。











一か八か・・・




そこに乗り込んで・・・
















話し合いをしてみる!(平和か!)




ヤンキーに通用する可能性はかなり低いが・・・(バカなの?)








もうコレしかねぇだろ!!!(もっと他に方法なかったか?)








多分、ヤンキー君も俺が熱意を持って話せば少しは理解してくれるだろ!(平和か!)










そうと決まれば・・・




昼休みの時間が来るまで・・・







シュミレーションだっ!!!(バカなの?)









昼休みまで何百回も頭の中で




『まずはこう話して・・・』


『興奮させないようなワードで・・・』


『最終的にコレを伝えて・・・』





・・・・等々


正直シュミレーションだけで疲れまくった。。。











でも!!!



そんなことは言っていられない!!!













ついに・・・







昼休みが始まった!!!












もう・・・











どうにでもなれ!!!(最終的にコレよ)











俺は校舎裏に一人で歩き出した。










気分はまるで








竜王の城へ向かう・・・



ドラクエ1の勇者の気分だ!!!(だってドラクエ1は仲間いないからね。勇者孤独やもん)











次回へ続く。。。
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(ドラクエみたいにワクワクしていたわけじゃないけどね!実際はドキドキのガクガクだったよ。そりゃそうだろ)