振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

その言葉があったから助かってます。

お疲れ様でぇす!桜田紋吉(もちろん仮名)という名前でブログを書いています。しょうもない内容しか書いていません。






最近の口癖は「レジ袋を有料にすんのなら3円とか5円ではダメじゃね?」です。


環境の為に有料にしてレジ袋を使用する人を減らしたいのは分かりますが・・・


妙に優しくないですか?コンビニで3円て。


1枚100円とか200円にしてよくないですかね?この金額だったら誰もがエコバッグを持とうって意識になると思いますし『100円なんて払えねぇよ!』って文句言う奴も少ないでしょうし。(1000円だったら文句は急増する)



レジ袋の料金100円の内の50円は店側の利益で残りの50円は『レジ袋税』として国に渡すと。『たばこ税』的な感じで。


これだったら・・・一石二鳥じゃないですかね?環境にも良いし税収もアップして。


とりあえず菅ちゃんに言っといてみますわ。ヨロシクねって。(うるせぇ)









では本題にチェゲラ。









このブログも開始して2年が経とうとしている。


2年で様々な記事を書いた・・・つもり。どうしても毎日ブログを書いている人には追い付けないが(毎日やってる奴って暇なんだろ)記事の数も多くなってきて良い感じだ。


最低でも10年は書きたい。10年後には記事の数は莫大になっているはずだ。『俺』という人間が『生きた証』には充分な量になっているだろう。楽しみだ。(バックアップを何もしていないのが不安だけど。はてなブログごと無くなったら水の泡になる!)






2年間の記事を振り返ってみると・・・


【母親への恨み辛み】が多いな(笑)


まぁ仕方ない。俺の人生を書くには母親の話は外せないから。







しかし・・・


不思議なもんで【俺の嫁】と【俺の母親】の二人の関係は良好だ。何も揉めることなく今日まで過ごしている。


親とは同居していないので抜群の距離感で接することが出来ているのも良好の原因だとは思うが(実家まで車で5分)


良好でいられる一番の原因は母親だと思う。


俺の母親のおかげで


昔の昼ドラであるような【嫁・姑のドロドロした問題】が発生せずに過ごせているのだ。


その『母親のおかげ』を詳しく説明しようかと思う。






あれは・・・


俺が結婚しようと決めた時だった・・・






俺は当時勤めていた会社の出向命令により他県で働き生活をしていた。


だからと言って出向先の街に住んでいる女性との結婚を決めたわけではない。


会社から『半年で地元に戻れる』という説明を受けてからの出向だったので


『じゃあ地元に戻ってくる半年後に結婚するか』と当時の彼女(今の嫁)と約束を交わし


出向前に彼女の両親にも『半年後に結婚』という話を直接しに行った。


もちろん俺の両親にも伝えた。









そんな感じで出向期間が終わるのを待っていた。








しかし・・・


当時勤めていた会社は入社した時から


何をやろうにも最初の説明と違うことが多々あり


出向の話を聞いた後も『会社は本当に半年で俺を戻すのか?何となく怪しいんですけど』と疑っていた。









予感は的中。出向期間が半年過ぎても会社側からは何の連絡も来なかった。当たり前のように出向先で働いていた。


『やっぱりかい!クソ会社め!』


・・・まぁ空気的に出向期間が伸ばされそうな気配は感じていたが


会社側からは何も言われないので『いつ戻れるか分かりません状態』になっていた。


これで俺が20代前半だったら深く考えずに出向先の街でヘラヘラと暮らしていたのかもしれないが


俺はもうすぐで30歳になろうとしていた。もうガキではない。







俺は思った・・・


『彼女(今の嫁)と半年後に結婚するという約束をしている』
『彼女の両親にも「地元に戻ってくる半年後に籍を入れたいと思っています」と宣言済み』
『でも戻れる時期が未定になった』


この状態で時間が過ぎると・・・






例えば・・・


戻れるのが数年後になったとして


『それまで結婚を先延ばしにする』ということにしてしまったら


それは彼女にも彼女の両親にも失礼になるのでは?


俺もガキじゃねぇから失礼なことはしたくないんですけど!アラサーで失礼な奴にはなりたくない!


という考えが溢れてきた。








とりあえず


出向先の上司に何も期待はしていないが「いつ戻れるか分かりますか?」と質問してみた。


予想通りの「いや分からん」という上司の答えが俺を動かした。





【もう入籍してやる!会社に合わせてられるか!】





俺は決めた。


ちょうどお盆休みが近づいてきたタイミングだったので『お盆休みに帰省して、そん時にもう婚姻届を出す!』と決めた。


決めた瞬間に彼女(今の嫁)へ電話。


「確かに結婚がいつになるか分からないよりは先に入籍した方が気は楽だよね」っていう返答だったので


そのままの勢いで彼女の両親にも事情を説明し了承を得た。


もちろん自分の両親にも言っておかないとダメだなってことで


母親へ電話した。


母親は「二人が決めたことなら何の問題も無いんじゃない?」と言い、すんなりと話が進んだ。








とりあえず報告するだけの電話だったので「じゃあ何かまたあったら電話するわ」と電話を切ろうとした時・・・


母親が


「1つだけ守ってほしいことがあるんだけど」と言い出した・・・。










俺はドキッとした。


このブログでも何度も書いているように俺が少年時代の頃の母親は『自分の理想を俺に押し付けまくる追い込み型タイプ』であり


俺に対する【指示・命令】を腐るほど浴びさせてきていたが


俺が高校生の頃にプッツンしてからは【指示・命令】を俺には一切しない人間に変わった。(これもブログに書いたね)


ホントに人が変わったように俺には干渉しないようになっていた。








そんな長きに渡って俺に何も言わない姿勢を貫いてきた母親が


「1つだけ守ってほしいことがある」と言ってきたのでドキッとしたのだ。








俺は恐る恐る聞いた・・・。


「え?何?守ってほしいこと?」







ゆっくりと母親は話し始めた。


母親「結婚するんだから今からは【どんな時もお嫁さんの味方】をしてやってね。」


紋吉「・・・は?うん。そりゃそうでしょ。」


母親「例えば私たち夫婦(俺の母親と父親ね)とアンタのお嫁さんの意見が食い違ったとしても味方になってやらなきゃダメよ。もちろん、お嫁さんの両親とお嫁さんが揉めたとしてもお嫁さんの味方になってね。何があろうと味方をしてやって。それが結婚だと私は思うから。」


紋吉「分かってる分かってる。」


母親「アンタがお嫁さんの意見の方が間違っていると感じても絶対に味方してやらなきゃダメよ。」


紋吉「うん。オッケーオッケー。」


母親「守ってほしいのはそれだけ。」


紋吉「あっそう。大丈夫大丈夫。オッケー。」


母親「ヨロシクね。じゃあ。」


紋吉「はいよー。また何かあったら連絡する。」





俺は『結婚するんだから味方になるのは当たり前だろうが』と思いながら電話を切った。







当時は『当たり前のことじゃね?』と深く考えなかったが


今になって【どんな時もお嫁さんの味方であれ】と言ってくれたことに感謝している。


めちゃくちゃ感謝している。マジで。







ってか、俺は別に『マザコン』ではない。


このブログで何度も母親へ対する恨みを書いているだけあって『マザコン』ではない。絶対に『マザコン』ではない。


しかし


そんな俺でも結婚後は両親に多少の気は使う。


俺が両親と揉めたりギクシャクしたりすると嫁さんにストレスが掛かる可能性が高いからだ。(嫁さんにストレスが掛かると家庭内の雰囲気が悪くなる)


よって


自然と『嫁の意見も両親の意見もちゃんと聞いてやらなきゃ!バランス考えないと!』という姿勢になってしまう。


ただ・・・


俺の場合は結婚前に母親が言ってくれた【どんな時もお嫁さんの味方であれ】という言葉があるので


すんごい楽(ラク)。マジで楽チン。










たまに『どっちの意見も分かる。さて、どっちにしようか?』って時がある。


そんな時も楽チン。


嫁の意見を優先すりゃいい。


母親は【どんな時もお嫁さんの味方であれ】と自分で言ったわけだから意見が通らなくても不機嫌になることはない。


つまり・・・


どのパターンでも『嫁の意見を最優先しときゃ平和』なのだ!








これはマジで助かる。


すべては【どんな時もお嫁さんの味方であれ】と言ってくれた母親のおかげだ。








どの夫婦も『嫁の意見を最優先』は簡単なようで意外と出来ないと思う。


誰しもが『両親にも気分良く過ごしてほしい』という気持ちを持っているからだ。


特に世の中の男性には『マザコン』が多い。


言い方を良くすると『家族想いな人』が多いって感じかな。


嫁も大事だけど母親の方が小さい頃から育ててもらっているし大切にしなきゃ!・・・みたいな男性は多い。


『この彼女と家庭を築いていくぞ!』というより『お父さんとお母さんと俺がいるこの家族の中に彼女を受け入れるぞ!』みたいな男性はマジで多い。






別にそれが悪いとは思わないが


『大変そうだなぁー・・・』とは思う。







例えば『母親は同居希望』で『嫁は別居希望』の場合なんか


世の中の『マザコン(家族想い)』の男性はどうするんだろう?と強烈に思う。


どっち選んでもキツいよね?大変やんけマジで。








ほんっっっとに俺は母親が【どんな時もお嫁さんの味方であれ】の言葉を言ってくれて助かった!!!


この言葉に何回も救われた!!!


何度も『この母親から産まれたくなかった』と思っていたが


【どんな時もお嫁さんの味方であれ】なんて簡単に言える言葉ではない!!!


平和になれる魔法の言葉や!!!


もしかしたら


母親が婆ちゃんとケンカした時に親父が母親の味方をしなかったとかいう歴史があるのかもしれないが(調べていないので分からないけど)


母親のあの言葉が無かったら


揉めていた場面も多々あったかもしれない。








過去のことを許すわけではないが


あの言葉に救われているのは事実。







サンキュー。母親。
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(感謝する時はします)