お疲れ様です。桜田紋吉(もちろん仮名)って名前で書いてます。ヨロシクお願いします。
最近の口癖は「合格!」です。
先日ついに資格取得の試験結果が発表されまして・・・合格でした。ふふふ。
まぁ余裕ですわ。マジで。
その資格を取得するには3つの試験科目を受けなきゃならんのですがぁ
3つの科目すべてで60%以上の正解率だったら合格なんですよねぇ(1つの科目が100%正解でも違う科目で正解率59%だったら不合格だぜ)
すべて60%以上でしたわ。余裕っすわ。
じゃあ俺の結果を発表しよか・・・
1つ目の科目が『66%』で
2つ目の科目が『60%』で
3つ目の科目で『70%』じゃい!!!
・・・いや、ギリギリやんけ!!!危なっ。マジで危なっ。
よし。分かった。
こうなりゃ・・・
今日のブログは『俺の資格取得の件』を書くとするか。(ただ書きたいだけ)
今回、俺が取得した資格は『国家資格』だ。
『国家資格』ってことは・・・
そこら辺のヘボ資格ではなく『国の法律で規定されている資格』だ。
そう。そうなのよ。とうとう俺は国から認められちゃったってわけ。天才かよ。
しかも何?何ていうかさぁー・・・合格率?合格率っていうのかな?
合格率が30%前後らしいよ。
ん?そうそう。100人が試験すりゃ70人が不合格ってことよ。
まぁー・・・なんつーの?『普通の人』っていうと失礼かな?普通の人は講習を何回か受けてさ、その講習で出題されやすい問題とかを講師の人から教えてもらったりして受験するらしいじゃん?そうじゃん?『普通の人』ってそうじゃん?
でもさぁ俺ぐらいになるとさぁー・・・
完全に独学でヤっちゃうじゃん?俺ってそうじゃん?
だって俺じゃん?
で
気付いたら合格してんじゃん?もう天才としか言えないじゃん? ジーニアスじゃん?
・・・よし。このくらいにしとこ。変なキャラで書くの止めとこ。完全にスベってたし。
しかも
大した資格じゃねぇし。(そりゃそうだ)
合格率が低い原因も『誰でも受験可能』というのが大きな要因だろう。
『合格する気ゼロだけど学校や職場からの命令で受験しに来た』とか『何回か受けりゃいつか合格すんだろ』みたいな人が多く来ていると思われる。
マジで勉強が得意な人は3日間じっくり時間を掛けて勉強するとイケるはず。
だから俺は「『◯◯』という資格を取得しましたー!」とは言わない。どんな資格か詳しくは言わないのさ。
だって
その資格を楽勝で取得した誰かが
「え?あれぐらいの資格取得で喜んでんの?ウケるんですけど!」なんて上からの発言しやがったら・・・
発狂しそうだから!!!狂うよ俺は!!!
つーか・・・
未だに何で俺が『資格を取ろう』って気持ちになったのかが自分でも不明だ。
確かに『会社から言われたから』ってのは間違いないんだが・・・
一旦ここまでの流れを整理しようか。
まず・・・
俺は昨年の3月頃に社長から「これから先は会社や世間がどうなるか分からん。コロナのこともあるしな。だから持っていて役に立つ資格を何かしら取得した方がよくないか?君はまだ若いんだからさ。」と言われた。
社長は【元・部長】や【シマセン】にはそんなことは言っていないみたいだ。
俺は『え?まさか倒産すんの?まだ俺が若いから俺だけは何とか救いたいのか?』と一瞬ビビったが・・・
どうやら社長は『日本の将来をマジで危惧している』らしい。
日本の将来がヤバいから資格を取れっていうのも変な話だが
『どう転んでもいいように資格ぐらいは持っとけよ!』ってことなんだと思う。
とりあえず俺は「はい。分かりました。何かしらの資格を取ります!」と愛想よく答えた。
もちろん
『社長の言う通りだな!将来のことを考えて何とかしないと!』と思ったわけではない。俺が思うわけがない。
でも『面倒だから「はい!」って言っときゃいいだろ。。。』と思ったわけでもない。尖った感じでもないのだ。
俺がそん時に実際どう思ったか・・・
俺は『そこら辺の70代の爺さんより明らかに感覚が若くてアンテナ張ってる人が言ってんだから反発せずに素直に従ってみようかな』って本気で思った。
そう思えた自分に驚いた。
思った後に『あっ・・・。そう思う俺って社長のこと尊敬してるんだなぁ。』と気付いたことにビックリした。
『尊敬しているから素直に従う』ではなく『素直に従おうとしているってことは尊敬しているんだな』みたいな逆からの気付きに驚いた。(意味伝わってるかな?)
ってことで・・・
俺は『何かしらの資格』を取得することになった。
しかし!
いきなり言われても・・・ってのが正直な感想だ。
ほしい資格も特に無いし。どんな資格が取れるのかも俺はよく知らない。
・・・困ったなぁ。。。
と何も進まないまま数日が過ぎた。
『このまま何事も無かったかのようにスルーして過ごそうかなぁー・・・』
と思っていた矢先・・・!
事務員のオバチャン(イズピンじゃない方)が俺に何やら伝えてきた。
「社長が「桜田君はコレを受けたらいいんじゃないかな?」って言ってたから参考書買ってきたよ!試験は来年の2月にあるらしいから残り10ヶ月ぐらいあるでしょ?その間に講習もあるから合格に近付けるように頑張ってね!もちろん1回目の試験で落ちても2回目3回目って受けていいからね!すべて会社の経費で受けていいから!」(なぜか事務員さんは少しテンションが高かった。さては挑戦する若者とかが好きなタイプか?)
と言いながら参考書を俺に渡してきた。
・・・3冊も渡してきた。
俺は心の中で『いや、3冊もいらんし!しかも1冊1冊が全部厚い!ふざけんな!』と絶叫した。
しかし
俺には少しの心の余裕があった。
『さすがに仕事に何も関係ない資格でそんなに難しい試験を受けさせないだろ』みたいな勘が働いたからだ。
『参考書の3冊も似たような内容のやつが3冊なんだろ?心配性な事務員さんが適当に3冊選んだんだろ?』そんな勘も働いた。
だから余裕があった。俺は『自称・勘が良い方の人間』だし。
とりあえず・・・
事務員さんの前で参考書をパラパラと覗いてみた。
・・・激ムズッッッ!!!(激しく難しい)
いや、ヤバいってコレ!!!
まず何語?ん?何かムカつくんだけど!
何でコレを受けさせようとしてんのかが謎でムカつくんだけど!!!
・・・俺は焦りと怒りで持っていた参考書を武器に事務員さんをぶん殴りそうになっていた。
『俺の学力は中3で止まってんだよ!激ムズ試験をゴリ押ししてくんな!クソッ!!!』
俺は【こんな難しいやつ無理!】と断ろうと決めた。
「あのー・・・参考書まで買ってもらってて失礼な話なんですがぁー・・・」
と事務員さんに意思を伝えようと話を始めた時に
窓ガラスの向こうで
毎日同じ作業しかやろうとしない【元・部長】の姿が俺の位置からはっきりと見えた。
その一瞬で俺は思った。
『あれ?やる前から拒否して言い訳しようとしている今の俺の姿って【元・部長】と同じじゃないか?ダサくないか?』と。(【元・部長】については過去のブログをチェックしてね)
・・・幸か不幸か思ってしまったのだ。
絶対に【元・部長】のような人間にはなりたくない俺は・・・
気付けば「合格目指して頑張ります」と発言していた。
事務員さんはニコニコ顔で頷いていた。
・・・やべぇ。。。了解しちゃったよ。。。
もう戻れない俺は帰宅後に参考書をじっくりと読み始めた。
で
また新たな発見があった。
似た内容の参考書が3冊も渡されたと思っていたが・・・
3冊で1冊になる参考書だったのだ!!!
つまり
3冊が『上巻・中巻・下巻』になっていて、3つ揃ってやっと1つの参考書になるのだ!!!
・・・いやいや!!!すべてを頭に入れるの無理だろ!!!殺す気かよ!!!
この年齢でカンニングする勇気もねぇよ!!!
俺は来年の2月にある試験中に問題が1ミリも分からずに泣いてしまう自分の姿を想像してしまっていた・・・。
『クソッ!こうなりゃリハーサル込みで1回か2回は会社に内緒で試験を受けに行くしかねぇだろうが!!!』
参考書の中身があまりにも難しいので
最低でも1回は本番の試験を受けてどんな感じの問題が出るのかを知る必要があると俺は悟った。
この時点で4月になっていた。
ネットで調べてみると7月に試験があるとの記載があった。
ここはもう躊躇せずに受けることにした。試験料の5000円を自費で払って俺は誓った。
『今が4月で試験が7月だろ?まだまだ時間に余裕があるじゃないか!毎日コツコツと頑張るぞ!』とね。
・・・気付けば6月になっていた。
参考書はキレイなまま。5ページも読んだだろうか。
マジで全然やってねぇよ勉強!!!
ってことで
急いで1ヶ月間だけやってみた。
『・・・よし。5割は勉強したぞ。50点はイケるだろ。後2週間で本番だ!』
って思っていたら・・・
『コロナで9月に延期しまーす』のハガキがポストに入っていた。
・・・ふざけんな!また勉強かい!!!
で
8月頃に思い出したように勉強再開。
9月になると・・・
『60点はイケるかも・・・。だから早く受けさせてくれ!覚えたやつ忘れちゃうから!』
なんて調子でいたら・・・
『台風が接近しているので11月に延期しちゃうからね!』のハガキがポストに入っていた。
・・・この野郎!!!いつまで勉強すりゃいいんだバカチンがっ!!!
で10月まで何も勉強せず・・・
10月の後半ぐらいからやっと勉強再開した。
11月に入ると・・・
『オイオイ・・・。こりゃ80点はイケるんじゃないの?俺って天才か?』
と絶好調な俺。
余裕の気分で試験当日を迎えた。
まるで観光にでも行くかのような軽快さで試験会場に到着した。
会場には高校生や大学生が多くいたので(もちろん年配者や社会人も多数いた)
俺に学生時代の青春が遅れてやってきた気がした。
『いやぁー・・・試験開始ギリギリまで参考書を見てる学生なんか見ちゃうと自分まで若くなった気分だなぁ。試験ってこんな感じだったなぁ。』
・・・どこまでも俺は呑気だった。
で試験スタート・・・
『やばっ。半分も分からんのですけど。分からなさ過ぎて手汗だらけなんですけど!』
マジでビビった。こんなにも難しい問題の連発だとは思わなかった。
それでも呑気な俺は
『まぁー・・・1回目はこんなもんだろ!これを生かして次回は合格だ!』
完全に『試合には負けたが良い試合だった』の気分で帰宅した。その日は天気も良かったので気持ち良く帰れた。
数週間後・・・
もう12月になっていた。
不合格だとは分かっていてもソワソワしちゃうのが人間の性ってやつだ。
合否発表の時間ピッタリにスマホで合否をチェックした。
・・・まさかの合格だ。これぞ奇跡。
もちろんカンニングなんて最低な行為はしていない。(誰が言ってんだ)
正真正銘の真っ向勝負で俺は勝利したのだ。
ギリギリで合格だろーが満点だろーが合格は合格だ。やったぜ。
意外な結末に嬉しさと動揺が混ざったような不思議な気持ちになった。
さーて・・・合格かぁー・・・
会社にどうやって報告するかな・・・。
受かるとは思っていなかった俺は『もし受かった場合』を想定していなかった。
社長にだけ言うか?そりゃ変だろ。
みんなの前で?いやいや【元・部長】から嫌味を言われたらキレるわ。(「どうせ俺が受けても合格するんだろ?」とか)
誰にも内緒にしとくか?じゃあ2月の試験を受けなきゃいけないパターンになっちゃうな。そりゃいかん。
・・・どうしようかなぁ。。。
とりあえず
事務員さん(イズピンじゃない方)に報告してみるとするか。。。
後編へ続く。
(嘘に聞こえるかもしれませんが今回のブログを書くのに3週間ほど時間が掛かりました。理由は俺にもよく分かりません。とりあえず、明けましておめでとうございます。今年もヨロシクです)