振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

公民館、10時まで。

こんにちは。桜田紋吉です。今日もヨロシクお願いします。

 

 

 

では本題へ。

 

 

 

 

 

 

年配者がよく言う『昔は良かった・・・』や『今の時代は・・・』みたいな

 

今と昔を比べてマイナスなことを耳にする機会が多い。

 

でも

 

俺は言いたい。

 

 

 

 

今の時代は『TVer』や『NHKプラス』等の

 

見逃し配信サービスがあるって素敵じゃないか!!!って。(しかも無料)

 

 

 

 

これは良いよ。

 

すんごい良い。

 

ここ2年ぐらい録画とかしてないもん。

 

最初は単純に『録画し忘れた番組も見れるわ!助かる〜!』って感じてたんだけども

 

今は新たな楽しみ方してます。私は。

 

 

 

 

 

もうね・・・

 

ローカル番組を見るのにハマってます。

 

北海道だけの放送のやつとか。

 

四国だけ。とか。

 

昔はなかったからね。放送地域外の人が見れる方法が。

 

でも今は見放題。楽しい。

 

ちょっとした旅行気分も味わえるし。

 

 

 

 

 

 

たまたまNHKプラスで見たのよ。

 

沖縄のお笑い番組を。

 

『オキナワンコント』っていうタイトル。f:id:oasis2018:20240213115753j:image

もちろん沖縄のみ放送されてるやつね。

 

 

 

 

いやぁー・・・

 

めちゃくちゃ面白かった!!!

 

沖縄だけで放送されているから

 

沖縄の人が沖縄の人に向けてのみの笑いをやっているのが最高に良かったわ。

 

まずさ

 

基本的に何言ってんのか全く分かんねぇんだコレが。

 

大喜利のコーナーがあったんだけど

 

お題が・・・

 

 

 

 

 

 

 


f:id:oasis2018:20240213140429j:image

・・・もう最高よね。

 

お題が分かんないんだもん。

 

 

解答が・・・

 

 

 

 

 

 


f:id:oasis2018:20240213140659j:image

『ひーじゃー汁し ゆうふるあみとーん』

 

・・・だってよ。分からん!

 

解答者が爆笑してるのが愛おしいよ。

 

 

 

 

でも

 

よく考えているなって思ったのが

 

解答者の1人が

 

「県外の人が見るかもしれないから、もっと方言を減らしましょうよ!」

 

ってツッコミ入れてんのよ。全力で。

 

つまり

 

大喜利してると思わせての

 

沖縄弁だらけでカオスですよっていうコントになってるわけ。

 

もちろん

 

それでも解答者はディープな沖縄弁でずっと解答を続ける。

 

ツッコミの人は最終的に

 

「いや、面白い解答だけどさ!沖縄弁すぎるって!」

 

って言うわけ。

 

こっちからしたら『いや、面白いんかい!』って話よ。

 

まず何も分かんないんだから。最高だけど。

 

 

 

 

 

でね・・・

 

あるコンビがいたのよ。

 

ありんくりん』っていうコンビ名の。f:id:oasis2018:20240213143344j:image

(左・比嘉  右・クリス)

 

 

 

 

ちょっとレベルが違ったね。

 

飛び抜けて良かった。

 

全然、全国でも通用するコンビ。

 

ありんくりんは『エイサー』っていう名のコントを披露してたんだけど

 

ここ何年かの俺が見たコントの中で断トツに笑った。

 

面白かった。

 

 

 

 

 

エイサーっていう伝統芸能が沖縄にはある。

 

太鼓や三線を鳴らしながら踊る。

 

エイサーはいつも公民館で練習するらしい。

 

その公民館に

 

エイサーを習いたいクリスが来て

 

エイサーの達人である比嘉に

 

「エイサー教えて下さい!お願いします!」

 

と言うところからコントが始まる。

 

 

 

 

 

比嘉は

 

「公民館、10時までだから。丁寧に教えている時間ない。さっそく太鼓叩いて!」

 

と太鼓を渡す。

 

クリスは戸惑いながらも

 

比嘉が歌う民謡に合わせて太鼓を叩く。(この時の比嘉の民謡が抜群に上手い)

 

クリスは太鼓を叩く度に

 

「今じゃない!」「今じゃない!」

 

と比嘉から注意される。

 

 

 

何回も注意されるクリスは

 

「激ムズなんですけど!タイミング教えてもらっていいですか?」

 

とお願いする。

 

このお願いに対して比嘉は

 

「公民館、10時まで。」

 

と相手にしない。

 

 

 

それからずっとクリスは

 

太鼓を叩いても

 

合いの手を入れても

 

「今じゃない!」と注意される。

 

 

また聞く。「教えてくれますか?」と。

 

その度に比嘉から

 

「公民館、10時まで。」

 

と返されるクリス。

 

 

 

 

クリスは何をしても「今じゃない!」と言われちゃうので

 

太鼓を叩くのを止める。

 

公民館がシーンとなる。

 

シーンとなった時

 

比嘉がクリスに力強い視線を送る。

 

視線とはいえ、やっと合図が来たクリスは

 

おもいっきり太鼓を叩く。

 

 

比嘉から言われる。

 

「今じゃない!」と。

 

 

 

クリスは「マジでタイミング教えてくれません?」と半ギレで言う。

 

 

比嘉から

 

「公民館、10時まで。」

 

とまた返された。

 

 

 

 

 

 

 

・・・いや、めちゃくちゃ面白かったよ。

 

文字にすると微妙かもしれんが

 

キングオブコントでもイケると思う。

 

鳥肌が立ったもん。

 

『こんなのが沖縄にいるんだ・・・』って。

 

すごく『間の使い方』が上手い。

 

沖縄弁と標準語の使い分けも抜群。

 

標準語も

 

分かりやすく沖縄色を出すために

 

標準語だけどイントネーションは沖縄にしている感じも器用さを感じる。

 

 

 

 

一気に『ありんくりん』のファンになった俺は

 

YouTubeやラジオ(ラジコプレミアムの会員だから俺)で『ありんくりん』を検索。

 

結果、めちゃくちゃ良い。

 

 

 

 

ガッツリ沖縄人の比嘉と

 

アメリカとのハーフで沖縄育ちのクリス

 

っていう特色を活かした漫才も良し。

 

ハーフであるクリスに対して

 

比嘉が

 

「このアメリカがっ!」

「このYナンバーがっ!」(アメリカ兵が沖縄で車を運転する時のナンバープレートはY)

「軍用地を返せっ!」

「ここはアメリカ兵専用住宅じゃないから靴を脱げっ!」

 

みたいな『沖縄人しか言えないし言っちゃいけない言葉』も面白い。

 

まず

 

漫才の入りが笑っちゃうんだよな。

 

 

 

 

 

 

クリス「俺は今、絶対に手に入れたいものがあるわけさぁ」

 

比嘉「え?・・・辺野古?」

 

っていう漫才の始まりは笑うしかない。

 

 

 

 

 

しかし

 

俺は心配している。

 

ありんくりんのラジオを聴いたら

 

「沖縄色を減らして普通の服装で活動しようか迷っている」

 

みたいことを言っていた。

 

 

 

 

ありんくりんよ。それは止めろ。

 

東京や本土を意識する必要はない。

 

そのままでちゃんと面白いんだから。

 

あと数年で『沖縄の代表』に必ずなれる。

 

沖縄=ありんくりんってなるから。

 

急ぐ必要なし。

 

どうせ東京から声が掛かるって。

 

北海道だけのスターだった大泉洋

 

あっという間に全国規模のスターになった。

 

そのパターンあるから。

 

 

 

 

実際、君たちを見て俺は

 

エイサーや三線の素晴らしさに魅了されている。

 

沖縄って良いなぁと思っている。

 

お笑いのレベルも負けてないって。

 

マジでレベル高いよ。

 

そのまま沖縄で活動すりゃいい。

 

すぐに時代は来る。

 

君たちは面白い。

 

沖縄の人だけを笑わせていたら

 

いつの間にか全国の人が笑ってくれていた。

 

・・・っていう日が来るよ。必ず。

 

 

 

応援してるぜ。

f:id:oasis2018:20240213160433j:image

(でーじ うぃーりきさん)