お疲れ様です。今日も桜田紋吉です。ヨロシクお願いします!
ふふふ・・・。
書くと思ったろ?
普通に前回の続きを書くと思ったろ?
否!今日は書かねぇ!
俺の過去よりも書かなきゃいけないことってのがあるわけよ!
いやぁー・・・
だってさぁー・・・
見たんだよ。見ちゃったんだよ。
俺は・・・
俺が見るだろうなって思ってたら
やっぱり見たよね。
(北野青年がビートたけしになるまでを描いた物語)
感想としては・・・
うん。そうだなぁー・・・
そうねぇー・・・
良作!!!!
こりゃいいねぇ。いいよぉー・・・。
今年の1番だと言っても間違いないかな。
俺の中でだけど。
まずさ・・・
テレビCMで浅草キッドの宣伝をやってたわけよ。
で『おっ!見に行くかぁ〜!』って息巻いてたら
NETFLIXの配信映画だと気付いてさ・・・
俺は悩んだよ。
NETFLIX・・・はて?ナニソレ?ってね!
『えっ?月額で支払うタイプのやつ?浅草キッドだけでいいんだけど!』
なーんて悩んでたら
月額900円ぐらいから2000円ぐらいまでのコースになっているんだよねぇ。(画質とかで違うってよ)
そこで思ったよ俺は・・・
料金的に映画館に行くのと変わらなくね?
むしろ
月に1回は映画館に行きました!って思えば安過ぎないか?と。
何万本と映画が見れるのに安過ぎない?と。
で
あっさり加入。(1500円ぐらいのコースね。画質はコレでもめちゃくちゃ良い)
運が良いことに家のテレビがNETFLIXに対応しちゃってたもんだから
加入した瞬間にNETFLIXの世界にどっぷり浸かることが出来たってわけ。
さっそく浅草キッド見ようかな・・・
なんて選ぼうとしてたら
息子が乱入してきてさぁー・・・
クレヨンしんちゃんの映画をガッツリ見ちゃったよ。息子と。
なんかさぁ
ひろしがメキシコに転勤すんのよ。
会社がサボテンの実を商品にするとかしないとかで。
で家族全員メキシコに移住よ。
で
なぜかサボテンが暴れて大変よ。
しんちゃんが最終的に巨大サボテンの動きを止めてハッピーエンドってわけ。
「さぁー・・・そろそろ寝ようか!」と息子と布団に入ってから思ったね。
浅草キッドを見るにはタイミングが必要だってね。
絶対に子供達は浅草キッドなんて興味無いだろうし
嫁も100%興味無いだろう。
ってことで・・・
全員が就寝した後に見た。
まずは驚いたよ。
かと言って
完全なモノマネじゃないわけ。
若き日のビートたけしってこんな風だったんだろうなぁー・・・っていう感じよ。
ビートたけし特有の孤独な雰囲気や寂しそうな表情なんかソックリなんだよなぁ。
それに
猫背で首をクイッとさせて両手をポケットに入れてる立ち姿なんか似過ぎてて不気味だったよ。マジで。
話の内容も最高に泣ける。
演芸場にこだわってテレビを拒否した結果、金欠になって落ちぶれる師匠と
テレビに出たくて演芸場から離れ、どんどん成り上がっていく弟子の北野くん。
切なくとも笑える二人の関係が抜群に描かれていて脚本を作った劇団ひとりの才能が爆発しちゃってる。
この作品は劇団ひとりの脚本が最高の良さを生み出してんのか?と思ってたけど違うね。
やはり
良さを生み出したのは
やっぱりあの演技が泣けるのよ。
似過ぎてたら笑っちゃうし
似てなかったらシラケるし
彼はちょうどいい演技なのよ!
似てるような似てないような・・・
たけしのような柳楽のような・・・
とにかく柳楽優弥は凄いよ。
この映画のMVPは彼だ。
・・・って思ってたら
この映画のMVPは違う人だったことが判明。
エンドロールを見ていたら発見した。
・・・コレだっ!!!
柳楽優弥をビートたけしに近づけた張本人が松村邦洋だったとは・・・
さすが
たけしモノマネのパイオニアだぜ。
彼こそが浅草キッドのMVPだ。
(松村邦洋がラジオで言ってたけど柳楽優弥にビートたけしの「バカヤロー!」の言い方を8時間ぶっ通しで教えたらしい。8時間ずっと2人でビートたけしになりながら「バカヤロー!」の言葉だけを言ってたってよ。奇人すぎるだろ)