振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

俺に言わせりゃ同窓会さ

こんにちわ!桜田紋吉でぇす。いっつも眠いよ最近。なんだかんだでサッカーW杯おもしろいし。(この文章はW杯が開催中に書いた)

 

 

 

 

では今日の本題へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

とんでもなく久々に

 

スラムダンクが映画になって帰って来る。f:id:oasis2018:20221201103324j:image

 

 

 

 

ってかさ

 

まぁ非公式なんだけども

 

どっかの調査会社が調べたらしい・・・

 

 

 

 

『この世界で一番スラムダンクを愛しているのは誰?』っていう調査をしたらしいのよ。

 

 

その結果が・・・

 

 

 

 

 

 

 

俺なんだよね。

 

非公式なんだけど

 

この世界で一番スラムダンクを愛しているのは俺なのよ。

 

 

 

 

 

俺はスラムダンクで文字を覚えたと言っても過言ではない。

 

7歳の頃だったかな・・・

 

親戚のオジちゃんが本屋に連れて行ってくれてさ・・・

 

「好きな本を一冊だけ買ってやる!」

 

って言われたんだよなぁ。

 

 

 

 

過去のブログで書いたように

 

母親がめちゃめちゃ厳しかったから

 

マンガ本とか一切与えてもらえなかった。

 

だから自然と

 

『一冊だけ買ってやるって・・・絵本とか図鑑を買わなきゃダメなのかな・・・』

 

と思っちゃったんだよね。

 

 

 

でも

 

一緒に本屋に行った親戚のオジちゃんの子供達は普通にマンガ本を選んでた。

 

『えっ!?マンガ本はオッケーなんだ!』

 

って驚いたよ俺は。

 

 

 

『じゃあ・・・マンガ本・・・買ってもらおうかな・・・』

 

って悩んだけど

 

ドラゴンボールぐらいしか知らないのよ。

 

マンガ本=ドラゴンボールなわけ。

 

でもさ

 

ドラゴンボールってアニメで毎週見てたし

 

ドラゴンボールはアニメが1番だろ!』の気持ちが大きかった。

 

 

 

 

 

その日は日曜日だったんだけど(本屋に連れて行ってもらった日ね)

 

ちょうど

 

前日の土曜日にアニメの『南国少年パプワくん』が最終回だったわけ。

 

 

最終回のラストに

 

『来週からスラムダンクが始まります!』の予告が流れていた。

 

もちろん

 

俺はスラムダンクなんて全く知らなかった。

 

バスケットボールっていう競技すら知ってなかった。

 

 

 

でも

 

当時の俺はピンときたんだろうね。

 

『一か八か・・・スラムダンク・・・買ってもらおうかな・・・』ってね。

 

 

なぜか不明なんだけども

 

1巻を買うんじゃなくて10巻を買ってもらったんだよな。(10巻の1冊のみ)

 

多分・・・

 

マンガ本は1巻から買わないとダメって分かってなかったんだと思う。

 

なぜ10巻を買ったんだろう。。。

 

今思うと

 

俺の小学校では出席番号が『あいうえお順』ではなくて

 

『誕生日順』だったんだよな・・・。

 

 

 

 

その誕生日順が

 

『10番』だった。

 

だから

 

10巻を選んでオジちゃんに買ってもらったんだと思う。

 

結果的に

 

その選択は正解だった。

 

 

 

10巻は翔陽戦が開始される内容だ。

 

桜木花道がリバウンドに開花する場面。

 

とにかく面白かった。

 

 

 

 

 

その10巻のみを熱中して毎日読んでいると

 

母親からキレられた。

 

「マンガ本なんか買ってもらってんじゃないわよ!なんで10巻なのよ!』←最後の部分は正論だと思う

 

俺は

 

『やっぱウチじゃマンガ本はダメか・・・』

 

と意気消沈した。

 

 

 

 

 

が!

 

こっから奇跡が起こる。

 

まさかの俺の親父だ。

 

親父がやってくれた。

 

親父がスラムダンクにハマったのだ!

 

これは予想外だった。

 

 

 

 

10巻のみを読んだ親父は

 

10巻だけじゃ物足りずに

 

あっという間にスラムダンクを買い揃えた。

 

当時は17巻か18巻ぐらいまで発売されていたので

 

親父は一気に大人買いした。

 

 

 

 

これには今も親父に感謝している。

 

俺にとってスラムダンク

 

親子を繋ぐツールでもあったのだ。

 

 

 

俺はスラムダンク

 

漫画という文化に触れ

 

バスケというスポーツも知った。(体育の授業以外でやったことないけど)

 

とにかく

 

俺の価値観の始まりの一部は

 

スラムダンクからであり

 

スラムダンクが『好き』とか『嫌い』とかじゃないのだ。

 

もはや

 

その次元ではない。

 

批評したり分析したり解説したり

 

そんなことすら

 

俺にとっては『無意味』だ。

 

俺の一部だから。スラムダンクは。

 

スラムダンクがどうなろうと俺とは切り離せないのだ。

 

 

 

 

 

そのスラムダンク

 

長い年月を経て映画で帰って来る。

 

普通のスラムダンクファンは

 

どうやらゴチャゴチャ言っているらしい。

 

『当時のアニメと声優が違う』とか

 

『CGを多様してあるらしいから当時の興奮には届かない』とか。

 

 

 

 

そんな意見マジでどうでもいい。

 

その次元じゃないのよ俺は。

 

俺のスラムダンクだから。

 

スラムダンクってのは

 

俺のスラムダンクだから。

 

 

 

 

 

 

「おめーらアニメかぶれの常識はオレには通用しねぇ!!!シロートだからよ!!!」

 

・・・俺の中の桜木花道が叫んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

さっそく公開初日のチケットを入手した。

 

前列の真ん中の席を指定して

 

俺とスクリーンの間に

 

遮るものは何もない席だ。

 

 

 

 

 

そして

 

公開初日・・・当日・・・

 

映画が始まる前

 

俺はフワフワしていた。

 

なんだろうか・・・この感じは・・・

 

・・・同窓会か?

 

 

 

 

俺は

 

同窓会に行ったことない&行くつもりもない人生だったので

 

『同窓会に参加する奴って当日の朝は今の俺みたいなフワフワした気持ちになるのかな』

 

 

経験したことのない同窓会という行事を

 

今、初めて体験しているかのような気持ちになった。

 

 

 

 

 

ほんとに

 

夢のような時間だった。

 

アイツら(スラムダンクの登場人物)

 

元気にしてたよ。

 

相変わらず最高だった。

 

 

 

 

 

 

 

・・・ありがとう。また、いつか会おうぜ。f:id:oasis2018:20221226152519j:image

井上雄彦という天才の力量を、まざまざと見せつけられた。とんでもなく素晴らしい映画だった)