振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

幸せな男

どうも。桜田紋吉です。仕事関連の試験が終わって時間あるから久々にブログ書いちゃうとするか!

 

 

 

 

 

 

では・・・

 

さっそく・・・

 

 

 

 

 

 

今日の主人公は・・・

 

 

 

 

 

 

シマセンだっ!!!(めっちゃ久々の登場)

 

 

 

 

 

 

もはやシマセンについては説明不要だろう。

 

過去のブログに何度も登場しているし

 

何度も彼の伝説をネタにして書いた。

 

気付けば彼は

 

俺の先輩という立場から

 

俺の上司へと立場が変わった。(出世という名の世代交代で彼は『施設長』になった)

 

しかし

 

 

 

 

立場が変わろうがシマセンはシマセン。

 

久々にネタを提供してくれた。

 

 

 

 

 

 

今年の1月5日(仕事始め)に・・・

 

朝の朝礼で(二重表現)

 

従業員と経営陣が事務所の一室に集合した。

 

 

 

 

 

社長の

 

「今年も体に気をつけて事故がないように働いて下さい。」

 

という毎年お馴染みの挨拶が終わり・・・

 

次に副社長の

 

「まだまだコロナも流行っていますが気をつけて下さい。」

 

という無難な挨拶が終わった。

 

 

 

 

 

ラストに社長が

 

「では施設長(シマセン)も一言お願いします。」

 

とシマセンに言った。

 

まぁ毎年この流れで挨拶を各々がするのだが(平社員はしないけど)

 

社長だろうが施設長だろうが

 

毎年毎年、普通な挨拶で終わる。

 

そりゃそうだ。どこの職場もそうだろう。

 

新年の挨拶なんてそんなもんだ。

 

 

 

 

 

 

今年のシマセンの挨拶は・・・

 

「社長と副社長が言われましたが健康が第一ですのでぇー・・・」から始まり

 

全員に『どうせ無難な挨拶だろ?』と思わせてからの一撃が効いていた。

 

 

 

シマセンが無難な挨拶の途中で

 

「ふっふっふっwww」と笑い出したのだ。

 

その場にいた全員が『ん?』と戸惑ってシマセンを凝視した。

 

 

シマセンは「ふっふふwww」と笑いを止めようとしない。

 

 

 

 

俺は思った。

 

『シマセンは誰かが「どうしたの?」って質問するのを待ってるな』ってね。

 

俺からするとキツい時間だ。

 

それでも

 

話の途中で笑いを止めないシマセンに

 

社長が仕方なく「どっどうした!?」と聞いた。

 

 

 

すると

 

「あっ!いやいや!俺の個人的な話なんで!皆さんの前で話すのも変なんで!」

 

と明らかに話したい雰囲気満載で返答した。

 

・・・ウザかった。

 

 

 

 

社長が

 

「あっそう。」と流そうとした瞬間・・・

 

 

 

 

 

「じゃあ話します!ここで話さないのも変なので!」

 

と誰も聞いていないのにシマセンは話し始めた。

 

 

 

 

 

「実は・・・」

 

 

 

 

 

 

「年末にテレビの街頭インタビューを受けたんですよぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

全員が「ん???」という表情になった。

 

謎の空気が流れようともシマセンは止まらない。

 

 

 

 

 

「2月ぐらいに放送のテレビ番組の街頭インタビューを受けちゃって〜!えっ!?俺がインタビュー!?俺が!?ってテンパっちゃいましたよ〜!!!」

 

 

 

 

 

 

・・・誰もがテンション爆上がりのシマセンに引いていた。

 

誰も何も発さない雰囲気を察したのか

 

社長が

 

「なんていう番組?」と質問した。

 

 

 

 

 

シマセンは

 

「それは分かりません!」と答え・・・

 

また社長が

 

「どこのテレビ局?」と質問すると

 

「分かりません!」と答えるシマセン。

 

 

 

 

 

番組名もテレビ局も謎なのか・・・

 

全員がどうリアクションしていいか分からないまま数秒が経過し

 

また社長が質問した。

 

「どんな街頭インタビューだったの?」

 

この質問がシマセンに火をつけた。

 

 

 

 

 

 

「あのぉー・・・アナタの故郷の自慢できる物は?って聞かれたんですよ!だから有名な食べ物とか!観光する場所とか!たくさん話しましたよ!!!」

 

 

 

 

全員が『・・・・。』となった。

 

 

最後にシマセンが声を大にして言った。

 

 

 

 

 

 

 

「でも!期待はしないで下さい!全カットの可能性もありますからwふふふwwwただ!インタビューする人の反応は良かったのでバッチリ放送される可能性もあります!!!」

 

 

 

 

 

 

とんでもない空気になった。

 

まず

 

『番組名が分からない』

『テレビ局が分からない』

『放送日は「2月ぐらい」というアバウトすぎる情報』

 

・・・これでどうやってシマセンが放送されるのかされないのかを確認すりゃいいのだ。

 

全員が困った顔していた。

 

 

 

 

しかし

 

本人はテンション爆上がり中。

 

年末に街頭インタビューを受けたってことは

 

『よぉ〜し!街頭インタビュー受けた事実を新年一発目に全員の前で発表しちゃおう!全員が驚くぞ〜!!!』

 

と年末年始の長期休み期間中にシマセンはワクワクしていたに違いない。

 

 

 

 

 

・・・俺からしたら恐怖。

 

何の情報も無いのに『こりゃ放送されちゃうかも☆』とテンションが上がっちゃうシマセンには恐怖しかない。

 

しかも

 

それを全員の前で全力で話しちゃうメンタルも恐怖。

 

俺はガタガタと震えた。

 

 

 

 

 

特に誰もシマセンの話には反応せず

 

朝礼が終わった。

 

 

シマセンが俺に近付いてきて

 

「マジでカットされている可能性もあるからさ!あんま期待すんなよ!」

 

とニヤニヤしながら言ってきた。

 

 

 

 

 

性格の悪い俺は

 

「先輩は放送日も番組名も分からないまま、どうやって確認するんですか?」と聞いた。

 

 

 

 

 

 

すると

 

「・・・ん?」とシマセンの表情が固まり

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず放送されそうな番組を録画するかぁ〜!!!」

 

と無謀すぎる宣言をカマしてきた。

 

彼の今年の2月は

 

多数の番組を録画してチェックするという

 

忙しすぎる1ヶ月間になるだろう。

 

とりあえず

 

シマセンは幸せな男だ。


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(おもしろ過ぎる男=シマセン)