振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

見るか見ないかは個人の自由。それでもジョーカーは面白い。

こんにちはー!桜田紋吉(もちろん仮名)です!今日もヨロシクでーす!






本日の『は?』なんですけどもぉぉぉ






今年の夏の終わりにも放送されましたね。





24時間テレビ』が。


俺はこの『24時間テレビ』が苦手中の苦手なので毎年避けてきました。(なぜ苦手なのかは言わない。好きな人もいるだろうし)


ちなみに


この『24時間テレビ』の初代司会者って知ってますか?


欽ちゃんこと『萩本欽一』さんです。(仮装大賞の司会でお馴染みだよね)





この萩本欽一さん


実は何度も何度も第一回目の司会者の依頼を断り続けたらしいです。


「24時間もやるのにギャラが安すぎる」


という理由で何度も断ったらしいんですね。



テレビ局側も当時大人気だった欽ちゃん以外は司会者として考えられないってことで何度も何度もギャラを上げて交渉するんですね。


それでも断り続けた欽ちゃん。


もうテレビ局側も意地になって超破格のギャラを提示して「これ以上は上げれません」と伝え、最後の出演交渉をしたらしいです。(欽ちゃんの事務所の後輩が言うには最終的なギャラは【1億円】だったとのこと)


すると


欽ちゃんが一言・・・







「いいね。そのギャラだったらやるよ。その代わりに・・・」













「そのギャラは全額チャリティーに回してね」














・・・・最高。シビれました。


萩本欽一さんが『大将』って呼ばれる意味がよく分かるわ。カッコ良すぎ。


こんな大人の側で勉強したいよ。(人生の勉強)








今回の『は?』は


『は?カッコ良すぎなんだけど欽ちゃん。ってか今の24時間テレビはジャニーズの人が司会しているけど信じられないぐらい破格のギャラを手にしているんだろうなぁ・・・欽ちゃんの真似して寄付せんかい!』


の『は?』でした。










では・・・


本題に入ります。







約1年ぐらい前ですかね?


俺は映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行きました。ブログでも絶賛しました。


今も『俺の人生で見た映画ランキング第1位』であることには変わりないです。もう殿堂入りしてもいいかも。(あれこそ映画だろ)






今年は全く見たいと思える映画がありません。


【天気の子】もCMがガンガン流れていましたが


CMで流れる『愛~にでぇきることぉ~はまぁ~だあぁ~るかい♪』っていうテーマ曲らしきやつがダメで俺的にはNG出しました。


あのテーマ曲が流れると


「映像もキレイ。音もキレイ。どうせ物語もキレイなんだろ。そもそも人間ってのはなぁー・・・めちゃくちゃ汚いんだよ!!!ジブリ最高~とか新海誠が良い~とか日本人はピュア好き過ぎだろーが!!!どの人間も汚くて真っ黒なんだよ!!!」


って思っちゃうんで。


ある意味、俺が一番ピュアなんで。












とか独り言カマしてたら・・・









きたよ・・・









人間の汚い部分が満載のやつが・・・










きちゃったよ・・・
















ジョーカー!!!
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(このジョーカー役の主人公ってスタンドバイミーのリヴァー・フェニックスの弟って知ってた?あのスタンドバイミーに出てくる子供達の中で一番リーダー格みたいな奴いたでしょ?あの子の弟がジョーカーだってよ。驚いたね)







ジョーカーはYouTubeで何かの動画を見ようとしていた時に広告として流れたんですよね。


『ジョーカー◯月◯日公開』みたいな感じでCMが流れました。


その映像を見た瞬間に・・・







「コレよコレ!俺が欲しいのはコレよ」



って感じで


俺が欲していた闇をすべて含んでいるような映画だったので(欲していた闇ってどんなんだよ)


即効で前売り券を購入しました。




だって


キャッチコピーが


『本当の悪は笑顔の中にある』


ですよ。見るっきゃないでしょー。










んで





見た感想は・・・(もちろん、あらすじとかネタバレは言わないよ)









すんごい不思議な感覚!!!






面白いのは間違いないんだけど!






スッキリとか


感動とか


歓喜とかはない!





でも


胸糞悪い映画でもない。


悲しくもない。





ただ見た後には


胸の奥に


ズシーンと重い物が乗っかる。(特に俺のような人間は)






俺が思うに・・・



この映画は『見る人が今までどんな人生を歩んできたか』で見終わった後の感想は分かれる。


間違いなく分かれる。






でも


絶対に見た人は「面白かった」と言うと思う。


その「面白かった」の質に違いは出る。







そして


こう思うはずだ・・・






近くにジョーカーはいる。


もしくは


自分がジョーカーになる。







アメリカではジョーカーが公開される日の前後で


警察が街の警備を強化したらしい。


この映画は影響力が強すぎるからだ。(見れば言っている意味が分かるよ)







俺は30代のオッサンだからジョーカーを映画として楽しめたが・・・


俺が『カッターナイフを忍ばせて生きていたあの頃』に


ジョーカーを観賞していたらどうなっていただろうか?(カッターナイフの件は過去のブログを参照してね)






悪事を行う自分にこそ


価値を見出だしていたかもしれない。







とりあえず


過去の俺がタイムマシーンに乗って現れたとして


「ジョーカーを見たい!」と言ってきたら


意地でも【天気の子】を見せようとするね。







愛にできること・・・


いや、俺にできることはそれだけかな。
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(本当に分かりやすくて面白い映画でしたよ。主人公の感情がダンスで表現されてたり見ている方に優しい映画です。内容はヤバいけどさ。ただ誰もがジョーカーになる素質はあるんで心に負担が重くはなります。面白さは間違いないのでオススメです)