振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

懐かしさを欲して・・・

こんにちは。桜田紋吉です。今日も書こうかな。何の意味もないブログを。

 

 

 

 

さっそく本題に入るよ。

 

 

 

 

 

 

俺は知っている。

 

この世に『絶対』など存在しないなんて言う人がいるけども

 

『絶対』はある。

 

間違いない。

 

 

 

 

どんなイケメンだろうが

 

ブサイクだろうが

 

美人だろうが

 

ブスだろうが

 

金持ちも貧乏人も

 

カリスマも偉い人も

 

ホームレスもニートでも

 

絶対に

 

幼い頃に

 

 

 

 

 

 

 

鼻クソを食べた経験がある・・・と。

 

 

 

 

 

 

これは絶対だ。

 

絶対に食べたことがある。

 

総理大臣だろうが

 

キムタクだろうが

 

幼い頃に鼻クソは食べている。

 

日本人だけではない

 

世界中の人が鼻クソを食べている。

 

あのビートルズ

 

ピカソ

 

ガリレオ・ガリレイですら

 

鼻クソは食べた。絶対に。

 

 

 

 

もちろん

 

そんな証拠はない。

 

でも食べている。

 

食べていて当たり前だからこそ

 

証拠すら必要としない。

 

絶対に食べている。

 

 

 

 

俺も幼い頃に食べている。

 

なぜ食べたのか?

 

そんなことはどうでもいい。

 

でも食べている。

 

 

 

 

しかし

 

いつの頃からか

 

鼻クソを口に入れることを止めていた。

 

止めたその日から

 

人は大人の階段を登り始めるのだろう。

 

 

 

 

それでも

 

俺達、人間は鼻をほじる。

 

鼻クソを取る為に。

 

鼻クソはいつでも鼻の中で

 

俺達を待っている。

 

 

 

 

 

先日も

 

とんでもないサイズの鼻クソが取れた。

 

『さて・・・ティッシュに包んで捨てるとするか!』

 

と鼻クソを片手にティッシュ箱を探した。

 

その時に俺は思った。

 

 

 

 

 

『もう長い間、食ってねぇな・・・』と。

 

もちろん

 

味は覚えている。

 

だから味には興味がない。

 

だが

 

『あの頃の気分をもう一度・・・』

 

の気持ちが止められない。

 

 

 

 

疲れていたのかもしれない。

 

疲れている時こそ

 

懐かしさに触れたい気分になるものだ。

 

疲れている時に

 

もう何回も見たはずの『となりのトトロ』を偶然に金曜ロードショーで目にすると

 

あの映画の中の風景や

 

幼い頃に鑑賞した当時の自分を思い出したりして泣けてくる時がある。

 

そして

 

泣けてくると同時に温かい気持ちにもなる。

 

やはり

 

人間ってのは疲れている時には懐かしさを欲するものなのだ。

 

 

 

 

 

懐かしさに浸りたいという一心で

 

鼻クソを数十年ぶりに食べようと決めた。

 

 

 

 

 

 

食べた。

 

 

 

 

 

 

めっっっっちゃ塩辛かった。

 

味にドン引きした。

 

すぐに吐き出した。

 

こんな味だったのだろうか?

 

なぜコレを食べていた?

 

懐かしさの欠片もなかった。

 

あの頃の鼻クソの味ではなかった。

 

 

 

 

俺が変わったのか?

 

鼻クソの味が変わったのか?

 

人生は塩辛いというメッセージなのか?

 

 

 

 

 

鼻クソを口に入れたからなのか

 

その日の晩に

 

俺は下痢をした。

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(数年後に40歳になります)