振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

夏の暑い日は冷たいのが一番!これ鉄板!

分かったよ・・そうそう。そうです。私です。私が桜田紋吉(もちろん仮名)です!

 

 

 

 

シマセン問題も一段落した今日この頃。もちろんブログ内だけの一段落であり、現実には様々な迷言&珍行動を連発しておられます。

 

ちゃんとネタ帳(スマホ)には記録してますので・・安心して下さい。書いてますよ。

 

まぁ・・まだまだシマセンを登場させる気にはなりませんがね!冬眠しとけ!

 

 

 

 

 

ですので・・・・

 

 

 

 

今日は私が20歳頃の話を書いちゃおうかな!よろしく~!!!

 

 

 

 

 

 

 

私は20歳頃・・日本酒を造る酒蔵に就職し、毎日懸命に働いていた・・。

 

特に日本酒に興味があって入社したわけではないのだが・・

 

自分には・・

 

「学歴なし(三流大学除籍)」

「就職に有利な資格なし(当時は英検三級と運転免許ぐらいしか所持してなかった)」

「特にやりたい事もなし」

 

だったので・・

 

「普通の会社には多分就職できねぇーな」と勝手に思い込み、「一般的には普通の職業ではないであろう職業」を探していた。

 

で、ハローワークに行くと・・ハローワークの職員の人が「これ!今日登録された求人です!」と渡された求人票の一番上に酒蔵の求人票があったので、「とりあえず受けてみるか・・珍しそうな職業だし」ぐらいの気持ちで入社試験を受けた。

 

・・でなぜか受かった。何で俺が採用されたかは今も不明である。「お酒は飲みませんし、お酒に興味もありません。」と素直に言ったのが、逆に素直さを評価されたのか・・?よく分かりません。

 

 

 

ちなみに、話は脱線しますが・・今働いている会社が人生で4つ目の会社である。ふふふ・・。落ち着かない人生だな(笑)

 

私は今までの人生で4回入社試験を受けている。つまり、入社試験で落ちた経験がない。なぜなのか・・?偶然なのか?それとも自分で気付いていない、輝いてる何かがあるのか・・?もし俺が面接官なら俺みたいなタイプを一発目で落としますけどね!とにかく、運が良いのか何なのか・・よく分かりません。

 

・・・・あっ!自慢したいわけではありませんよ!「私は何回も入社試験受けて落ちまくりなのに・・おまえムカつくんだよ!」って言われても「すいません」としか言えません。自慢じゃなくて、紋吉の不思議な現象と思っていて下さい。すいません。

 

 

 

 

 

 

・・話を戻しまーす!!!

 

 

 

そこの酒蔵は従業員が、「THE職人」みたいな爺さんから「近所の爺さん」まで、とにかく爺さんだらけでした。

 

20歳そこそこの私の次に若いのが、そこの酒蔵の社長で(50歳は越えてた)、後は60代後半~80歳までの爺さんでした。事務員さんや、配達員さんは40歳ぐらいの人がいた記憶がありますが、日本酒を製造しているメンバーはとにかく爺さんだらけでした。(入社当時の情報です)

 

私は過去のブログで説明したように、今の会社も60歳以上の方々に囲まれています。意外とジェネレーションギャップでストレスになることがあり、困っています・・・・。

 

しかし!当時は年齢が離れまくっている割には、不思議とストレスを感じませんでした。むしろ居心地良かったです。

 

 

なぜなら!!!

 

 

 

俺のことを皆さんがメチャクチャ可愛がってくれたから(笑)ありがたやー。

 

 

完全に俺を「孫」として扱ってくれてました・・!本当に当時の同僚さん達には感謝です。

 

特に可愛がってくれていたのが、アルバイトで来ていた70代のある一人の婆さんです。爺さんの中に一人だけ混じっていた婆さんが、俺のことを本当に「孫」みたいに可愛がってくれてました。多分「ガチ孫」と俺の年齢が近かったからでしょう。

 

もちろん婆さんなので、日本酒の製造の仕事ではなく、日本酒のビンを梱包したり、ビンにラベルを手で貼ったりする仕事をしておられました。←入社したばっかの頃「えっ!ラベルって手で貼るのかよ!」と驚いた記憶があります・・。

 

 

 

そんな中・・・・

 

 

 

ある夏のクソ暑い日(マジで暑かった!)に、一人で私は黙々と作業をしていました。汗をダラダラと流しながら。

 

作業している時に背中に視線を感じ、振り返ってみると・・・・

 

俺を可愛がっている婆さんが壁の隙間から、俺をガン見していました。

 

 

 

f:id:oasis2018:20181108002212j:image

(こんな感じです・・。画像は市原悦子さん)

 

 

 

 

俺は驚きながらも、婆さんに近寄りました。

 

 

 

「・・・・どうかしましたか?」

 

 

 

婆さんは

 

 

「・・・・大きい声出したらダメだよ。アンタだけに冷たいの三本も買ってきたんだから。」

 

 

と言い、スーパーのビニール袋を私に渡してくれました。ビニール袋はとても冷たく、夏のクソ暑い日には最高でした。嬉しい・・。

 

喜んでいる私に向かって、婆さんは・・

 

「若い人はね!三本ぐらい一気にいけるから!誰かに見つかる前に空(カラ)にしなさい!早く!急いで!」

 

・・と、誰かに見つかると「若い奴にだけ差し入れか!」と嫌味を言われちゃうから・・とにかく早く!と私を急かす婆さん。

 

「嬉しいけどさ、ジュース三本も一気はきついなぁ・・。」と思いましたが・・

 

期待には答えたいので、私も「なるほど・・!分かりました!」と伝え、「二人だけの秘密ですね!」と目で合図を送り・・ビニール袋を開けました。

 

 

 

 

 

 

 

ビニール袋の中には・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンキンに冷えた・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちくわ三本入ってた(笑)f:id:oasis2018:20181108004543j:image

(しかも極太のやつ)