こんにちは!桜田紋吉(もちろん仮名)です!!!
最近思ったことは「田舎のゴミ袋は名前を書く欄があるよね。これはストーカーが喜ぶよねぇ」です。※ちなみに名前書くのは強制ではないらしいよ。
では、本日もよろしくお願いします。
いやー・・
やっぱり月に一回は彼の記事が必要だろ。
誰って???
シマセンだよ!!!(もう説明不要だろ。過去のブログを適当に見てちょ)
やっぱり月に一度のペースで書いていかないとネタが溢れまくります。まいったね。
さっそく書くぞー!!!
あれは半年ほど前・・
俺の仕事場があるXX町では秋頃になると
和太鼓や鐘を持った大人が五人ぐらいで、町内に存在している会社を一軒ずつ訪問して演奏する。
なぜ演奏し回っているのかは不明だが(その地に伝わる昔ながらの風習らしい)
「夏祭りで流れる音楽」みたいなやつを和太鼓や鐘や横笛を青年団に所属している地元の大人が演奏するのだ。
(すべての画像がイメージです。こんな感じの楽器ですよ。ピーヒャラ~♪ピーヒャラ~♪)
正直に言うと俺は全く興味がない。
だからと言って無視も出来ないので、彼らが仕事場の駐車場にやってきたら作業をストップして演奏を見に行く。(一応、仕事場にいる人間みんな集まる。みんなと言っても五人だけど)
演奏が終わると「ありがとうございました~」とお互いに頭を下げて
我々は仕事場に戻り、演奏していた大人達は次の会社へ向かう為に移動を始めるのだ。
俺は今の職場に長年いるわけではないので数回しかこの風習を見てはいないが
毎年この時期になるとシマセンが・・
「まぁ俺も太鼓は演奏できるけどね!」
「昔は太鼓やってたからさ~」
「正直俺が太鼓叩いてもいいんだけどねぇ」
などの【太鼓叩けるぜアピール】がノンストップ状態になる。
もちろん、極ウザ(究極にウザい)である。
俺は死んだような顔で「へぇー・・・・凄いですねぇ・・・」と毎年言わないといけない。疲れる。
それで昨年の秋・・・
毎年のように演奏をする大人達が駐車場にやってきた。
仕事場で作業していた俺達は手を止め駐車場へ。
大人達は和太鼓や鐘をセッティングしている最中だった。
すると・・
シマセンが大人達に・・
「俺も昔やってたんだよね!和太鼓!へへへ!まぁ・・昔って言っても数年前だから・・まだ実力的には・・・・なっ!!」(なにが「なっ!」だよ)
と【和太鼓できますアピール】なのか【和太鼓叩かせろアピール】なのかよく分からない言葉をニヤニヤと大声で発した・・・。
もちろん俺は「うわっ。しゃしゃり出てきたよ・・」とドン引きしていた。
しかし
大人達は性格が良いのか
「あっ!そうなんですか!・・・・ならここでの和太鼓を・・叩いてみますか?」
とても優しい表情でシマセンに語りかけていた。
俺は「いやいやいや・・いらんいらん!」と心の中で叫んだのだが・・
「えっー!急に言われてもなぁー!出来るかどうか分からないしなー!もう辞めてから数年経ってるからさぁー!」
と言いながらも和太鼓の方へ一直線に早歩きで突進するシマセン・・・。
大人達がシマセンに
「では!よろしくお願いします!」
と挨拶しながら、太鼓のバチを渡した。
次の瞬間・・
普段は見せないキリッとした表情で太鼓の前に立ったシマセン・・
彼は深呼吸しながら太鼓の前で構えたっ!!!
しかも構え方がガチ!!!!!!
(もちろん写真はイメージです。誰だろ?)
ぶっちゃけ、俺は笑いそうになるのを我慢するのに必死だった・・。
「勘弁してくれ・・これ以上やられると笑いが我慢できない・・。早く!早く演奏を始めてくれ!そして早く終わってくれ・・!神様!!お願いします!!!」
神に祈りを捧げていたら急に演奏が始まった!!
シマセンは勢いよく振りかぶって・・
太鼓を叩いた!!!!
その瞬間・・
バチが・・折れたー!!!!!!
(もちろん写真はイメージです。どこだろ?)
完全に確実にバチが折れた。(しかも一発目の叩きで)だって足元に折れたバチの破片が転がってるんだから。
シマセンは明らかに動揺していたが・・
始まった演奏は止まらない。
片方のバチが折れてメッチャ短くなっているのに・・
ガチの構えと姿勢で叩き続けるシマセン・・
ついに俺は笑いを我慢出来ずに後ろを向いた・・。
後ろを向いていても・・
太鼓の音は聞こえる。
片方のバチが折れて短くなっているから、折れていない方のバチで叩いている音と全然違う・・・。
キレイな太鼓の音とカスカスの太鼓の音が交互に聞こえる・・ふふふ(笑)
マジで勘弁してくれ!!!!(最高だから)
笑いの拷問のような演奏が終わり・・
大人達はシマセンに
「ありがとうございましたー!折れたバチは気にしないで下さい!替えは何本もありますので!では!」
颯爽と次の会社へ移動して行った・・。
ってか「替えのバチ」あるんかい(笑)
演奏ストップして交換してやれ(笑)
しかし
バチの交換をしなかったから「伝説の演奏」に立ち会えたので感謝しないといけない。
そして
俺は戻ってきたシマセンが俺に一言目に何を言うかに期待していた・・!
俺に近付いてくるシマセン・・
彼はこう言った・・
「俺さぁー・・パワーあるからさ!」(さては最高のコメディアンだろアンタ)
また俺は後ろを向いた。
(シマセンはよく【力持ちアピール】や【パワーがあるアピール】をします。明らかに重い荷物も顔を真っ赤にしてプルプルしながら「大丈夫大丈夫!俺はこれぐらい平気!」と言いながら持っています。そのくせに仕事終わりには【俺はメッチャ頑張ったアピール】が始まります。そしてパートのおばちゃんが「アンタ偉いねぇ~力持ちで凄いねぇ」と誉めてシマセンがドヤ顔します。ここまでがセットです)