こんにちわ!更新遅れちゃった~。だってお盆休みだったんだもん。桜田紋吉(もちろん仮名)です!本日もシクヨロです。
最近の「は?」なんですがぁぁぁ
よくヒーローインタビューとかで
「今の気持ちを誰に伝えたいですか?」
みたいな質問ありますよね。
あれは何なんですかね?いりますか?
他に聞くことないのか?
返答も『身内』か『恩師』か『ファン』の3パターンしかないだろ。。。
マジでいらん。。。
今回の「は?」は「は?もういらんし。その質問」でした。
はい!
本題に入りましょうかね~!!!
前回のブログはコチラ↓
『気持ち悪い』は【不気味】だし【怖い】にも繋がるのかもね - 振り返ればオアシス!
しつこい『ヤンキー君』との平和な和解を求め彼等のアジトに乗り込んだ俺、桜田紋吉(もちろん仮名)は・・・
不本意ではあるが気持ち悪い奴という印象を彼に与えることに成功した。
結果、中学校卒業まで1度も絡まれることなく過ごすことが出来た。(助けてくれた島村くんも平和に過ごせたっぽい)
そして・・・
気付けば俺は高校生になっていた・・・。
ブログでも何千回と言ってきたが
入学した高校に全くと言っていいほど馴染めなかった俺は
毎日毎日、凄まじい『孤独感』に襲われていた。
学校でも家でも孤独感しか感じないような生活。
俺という人間に興味を失っていた両親とはあっという間に溝が深まっていき・・・
自分の家なのに落ち着きもリラックスも出来ないような異様な空間が当時の家の雰囲気だった。
もちろん学校でも落ち着きやリラックスとは程遠く『楽しい』や『面白い』すら1秒も感じることの無い時間を過ごしていた。
気の合う仲間・・・友達・・・
そういうのは作ろうと思わなくても自然と出来ると思っていたが・・・
どうやっても増えるのは『孤独感』だけだった。
そしたら当然・・・
この考えが頭に浮かび出す・・・
『高校辞めたい。家も出たい。』
この考えが頭に浮かんでからは
毎日毎日、呪文のように
『高校辞めたい。家も出たい。高校辞めたい。家も出たい。高校辞めたい。家も出たい。』と頭の中で何回も何回もループしながらずっと呟いていた。
不思議なことに・・・
ずっと頭の中で呟いていると
『あれ?俺は頭の中で思っているだけなのか?実行しようとしていないじゃないか!頭の中で呟くだけじゃなくて行動しろよ自分!!!』
と変なプレッシャーが自分にかかるようになっていった。(孤独感が強すぎて思考がバカになっていたんでしょうね)
そのプレッシャーに追い込まれたせいで
『高校辞めたい。家も出たい。』という考えから変化が起こり
『早く辞めなければ!家も早く出ないと!』という謎の焦りが俺を急かしていた。
今の俺なら・・・
『高校辞めたいならサッと退学届けを書いて、家を出たいならどっか住み込みで働ける場所を探したらいいやん』
と当たり前のように思えるのだが
当時の俺は
普通の人がやるであろう『高校の辞め方』と『家を出る方法』では絶対にダメだと思っていた。
ダメだというか・・・それでは許せないのだ。
当時の俺はとにかく許せなかったのだ。
『誰のせいで孤独感をこんなにも感じながら毎日毎日、悲しまなきゃいけないんだ?』
『誰のせいで俺がこんな目に遭わないといけないんだ?』
『誰のせいだ?』
『俺か・・・?』
『いや・・・』
『周りの人間全員だよクソ!!!』
『両親!学校の先生!クラスの連中!その他の生徒もだ!・・・・とにかく全員じゃボケ!!!』
『くそっ・・・!』
『どうせ中退して家を出るのならば・・・』
『全員に迷惑をかける方法・困らせるようなやり方で中退して地元から出て行ってやるよバカ野郎』
・・・・と
かなり偏った考えを持っていた。
自分の能力の低さ、根性の無さ、精神力の弱さには一切目を向けずに
すべてを人のせいにした。
もしかしたら
『人のせいにする』ことによって
『もう少しで崩壊してしまうギリギリの自分』を何とか保とうとしていたのかもしれない。(自己防衛的な)
当時の俺は閃いた。
ある方法を閃いたのだ。
高校を辞めることが出来て、家からも出ることが出来て、周りの人間すべてに迷惑をかけることが出来る方法を。
この方法なら一気に全部叶うことが出来る。
その方法とは・・・
『事件を起こして逮捕される』
という方法である。
マジでクレイジー過ぎる発想だが
当時の俺は大真面目に考えた結果であった。
もちろん
『万引き』程度の事件では話にならない。
何か大きな・・・
大事件を犯さないといけない・・・
そして・・・
考えに考えた結果・・・
俺が出した答えは・・・
『ムカつく奴を殺す【殺人】』
・・・であった。(今思うとヤバ過ぎる)
本当に今思い返せば
あまりにもヒドい思考で呆れてしまうのだが
当時の俺は・・・
『よしっ!ナイスアイデア!』
『余裕で退学になるし、家を出て刑務所だし、周りの奴は超迷惑だろーし、親の人生もボロボロになって、しかもムカつく奴は殺してこの世からいなくなるって・・・一石二鳥どころじゃねぇーな!』
と完全に頭がイッていた。(何故か書いている本人もドン引きしています)
『ムカつく奴を殺す』という目標ができた俺は
『俺の中では殺してもいいぐらいにムカつく奴』をリストアップすることにした。
というか
『逮捕されるのが目的なら誰でもよくね?』とは何故か1ミリも思わなかった。
基本的に皆それぞれの人生があって奪っていい命なんてあるわけがない!と普通に思っていた。
ちゃんとそこらへんは理解していた。
でも
『ムカつく奴を殺す』という目標を変えることはしなかった。
これこそが『頭がイッている人間のヤバさ』だと思う。(他人事みたいに言うなって感じだよね)
ちゃんと『命は大事』『絶対に殺人はやってはいけない』と分かってはいるけれども
それとこれとは別なんだよねっていう感覚が当時の俺にはあった。(マジでヤバい)
むしろ
『だからさぁ!ムカつく奴を殺すって言ってんじゃん』ぐらいの気持ちだった。
『無差別とか最低なことはしないからさ!ムカつく奴を殺すんだから大丈夫』みたいなマジで激ヤバな感覚だった。
夜中にノートを開き・・・
『俺の中では殺してもいいぐらいにムカつく奴』を数名ほどメモっていこうとしていたが・・・(デスノート先取りかよ俺は。よくよく考えるとデスノートが連載される前にリアルデスノートを作成しようとしてるやん)
意外と『殺したいぐらいムカつく奴』となると名前が全然浮かばない。
高校にもムカつく奴は何人もいたが
『殺したいレベルでムカつく奴はいないなぁ。そこまでのレベルの奴はいない』と誰の名前もノートに書けずにいた。
そもそも
両親や学校関係の人間に対しては『特大に困らせたい・引くほど迷惑をかけてやりたい』という願望の方が強かったので候補からは外れることになる。
特に両親には人生メチャクチャになるレベルで困り果ててほしかったので『殺すリスト』に入ることはなかった。
・・・・となると
今の自分とは接点がない人間で
なおかつ
殺したいぐらいにムカつく奴にしなきゃいけない・・・
そんな奴いるか・・・?
なかなか狭き門だよコレ・・・
・・・・ん?
・・・・んん?
・・・・あっ!
あいつだ・・・。
あいつムカつくわ・・・。
・・・・うん。
思い出せば思い出すほどムカついてきたわ。
・・・・よし。
決定だ。
このブログを毎回読んでくれている方々なら気付いていると思うが
当時の俺のノート(デスノートの先駆け)には
前回まで何回も登場した
『ヤンキー君』の名前を書いた。
さぁ・・・
決まったぞ。
俺は
マジでやるぞ。
俺は・・・
何も間違っちゃいない。(当時は本当にそう思っていた)
次回へ続く。。。
(当たり前ですが殺人なんてしていませんよ。してたら書けないだろ!ってか、書きながら俺自身が昔の自分にドン引きですわ!色んな意味で一番ヤバかった時代)