振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

本気で人を殺そうとしていた過去

こんにちわ!桜田紋吉(もちろん仮名)でーす!


そろそろ夏も終わりですかね?この歳になると夏の終わりの切なさも半減しますわ。あっという間にまたすぐ夏が来ることを知ってますからねぇ。本日もシクヨロです。





最近の「は?」なんですけどもぉぉぉ



住んでいるアパートのオーナー会社から封筒が来て『申し訳ないけど家賃を500円上げさせてもらいます。理解してくれるなら同封しているハガキに印鑑押して返信お願いね』みたいな内容が書いてありました。


まぁ500円なら仕方ないかぁと思って印鑑押して返信したんですが・・・


よくよく考えると年間6000円の値上げやないかい!!!クソが!!!





でも無視は出来ないしなぁー・・・


今回は許してやろう・・・と思っていたのですが!!!






仲介している不動産屋さんに後から聞いたら


「値上げのお願いみたいなやつ来ました?あれ無視して大丈夫ですよ。法律上は途中で値上げとかダメなんで。・・・あっ?印鑑押して返信したんですか?なら払わないとダメですねぇー・・・早く私に連絡してくれればよかったのにぃ」





・・・ってクソがっっっっ!!!



あっさり罠にかかってしまった。




仲介の不動産屋さんもさ・・・


「途中で値上げとか言ってきたら私に連絡して下さい」って最初に言うとけバカ!!!





クソがっっっっ!!!(ガンバレルーヤよしこ風)






今回の「は?」は「はっ?クソがっっっっ!」の「は?」でした。











ではメインに入っちゃおうか。




前回のブログ↓
色んな意味で断トツにヤバかった時代 - 振り返ればオアシス!









『ムカつく奴を殺す』というヤバすぎる目標を真面目に遂行しようとしていた当時高校1年生の俺、桜田紋吉(もちろん仮名)は



『殺したいぐらいムカつく奴』を考えに考えた結果



過去のブログで何回も登場した



中学校時代にしつこかった『ヤンキー君』を狙うことに決定した。






今思えば・・・


『本当に殺したいぐらいにムカついたのか?』と疑問ではあるが




悪いことは何一つしていない俺を威嚇したり、床に叩きつけたりと


彼を思い出せば思い出すほど


『やっぱアイツは納得いかねぇな。ヤンキーっていうキャラクターですべて済まそうとしてた感じもするし。・・・・よしっ。アイツだな。異論なしで決定だわ』




とにかく『あのヤンキー君』を狙うことに確定していた。








そうと決まれば


まずは凶器の調達だ。






いつも身に付けていられて殺傷能力が高いやつと言えば・・・



まず頭に浮かんだのが



『サバイバルナイフ』である。





しかし


どこで売ってるかも知らないし


俺が小学生の頃にサバイバルナイフを使った事件が日本中で問題視されて販売に規制があるのを知っていた俺は『サバイバルナイフ』を候補から外した。







結局、街の文房具屋さんでカッターナイフを探して1番でかいやつを購入した。(今思えば凶器としては弱いな・・・)



『これでアイツの首を全力で切ればヤれるはずだ』(真面目に本気で思っていた)









制服のポケットにカッターナイフを忍ばせて


学校が終われば毎日、街へ繰り出して



『ヤンキー君』を探し回った。







『ヤンキー君』の家の場所は知らなかったので


人が多いショッピングモールを探し回ったり


次の日は駅のホームに居ないか探したり


また次の日はゲーセンやボーリング場、市内のコンビニ・スーパーなんかも何軒も探し回った。










俺は・・・









活き活きしていた。(激ヤバ)









高校の中で死んだように過ごし・・・




授業が終わってからの


街へ『ヤンキー君』を探し回るという行為が生き甲斐になりつつあった。








『アイツさえ見つければ地獄から抜け出せる』





本気でそう思っていた俺は


『ヤンキー君を探すという行為』は地獄から脱却する為の努力なんだと信じていた。






毎日毎日夕方になれば活き活きした表情で街へ繰り出し、殺すターゲットを探しまくる。


傍から見れば普通の、マジで普通の高校生に見えたに違いない。







毎日探す・・・






毎日毎日・・・







毎日毎日毎日・・・














・・・って全然いねぇじゃねぇか!!!






なんで?全然おらんやん!




アイツもう死んでんのか?









俺は焦り始めた。



『早く!早く地獄から出たい!アイツさえ現れたら・・・』








焦った結果・・・






邪念が生まれた・・・(そもそもが邪念中の邪念だけど)










『もうヤンキーだったら誰でもいいかも。俺に喧嘩売ってきた奴なら【ムカつく奴】に認定していいよな?』









かなり無茶な言い分ではあったが・・・







『ヤンキーだったら誰でもOK』のルールで実行することにした。







そして・・・




かなり雑な方法ではあるが


駅やショッピングモールでヤンキーを見つけては『ずっと睨み続ける』といった古典的な挑発の仕方でヤンキーが喧嘩を仕掛けてくるのを待った。







とにかく睨みまくる俺。。。






睨みまくる・・・!!!







そのヤンキーが俺を無視しても





次のヤンキーを探して・・・・








睨む!!!睨む!!!睨む!!!









眉間が疲れるぐらいに睨みまくっていた。。。









総勢何名のヤンキーにガン飛ばしたのかは不明だが・・・





驚くことに・・・








誰も俺を相手にしねぇ!!!









一瞬ヤンキーが・・・



『あっ!?なんだアイツ?俺を睨みやがって・・・!この野郎!』



みたいな雰囲気にはなるが・・・








何秒か睨み合いになった後に相手が目線を外して違う方向に行く・・・といったパターンで喧嘩にすらならなかった。









多分・・・






ヤンキーの人達には



頭がイッてる人間だということが本能的にバレていたのかもしれない。






ファッションとして暴力的な行為をする人間と


本気でヤッてやりたいと思っている人間を嗅ぎ分けることが彼らには出来たのかもしれない。








マジで不思議なことに


誰かに喧嘩を売られることも(売ってんのはコッチなんだけどね)


絡まれることすらなかった。










そういう激ヤバな行動を1ヶ月ほど行っていた・・・








で・・・








面倒臭くなって止めた。










この『面倒臭いから止める』という理由も今思えば頭がイッてる感じがする。







本気で人を殺してやろうとずっと思って過ごしていたのに




止めた理由が




『面倒臭いから』




なのだ。









人や自分、そして人生というモノをメチャクチャ軽く捉えている感じにゾッとしてしまう。(他人事みたいに言うなって)









誰かに心に刺さる言葉を言われて気持ちを入れ替えたとか・・・



心が揺らぐ映画を観て考えが変わったとか・・・



好きな人が出来て真面目に生きようと思ったとか・・・







そういうのは一切なく



とにかく『人を殺すのは面倒臭いから止めた』ってことなのだ。














・・・・ゾッとするねマジで。










自分のことではあるけどゾッとする。










色んな意味でゾッとしますよ!!!










・・・・ってか何のオチも無い話ですいませんね。









結局、その時『ヤンキー君』に会うことはなかったし


誰かを殺すこともありませんでした。(当たり前じゃ)










次回は


人を殺そうとしていた当時の自分について今の自分から少し語らせてもらいましょうかね。
f:id:oasis2018:20190902185213j:plain
(本当に『ヤンキー君』が当時の俺の目の前に現れていたらどうなっていただろう?今でもたまにそう思ったりします)