振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

忘れてた!実は高校生の時に東京へ行った経験があったんだよね!

お疲れ様です。このブログを書いております桜田紋吉(もちろん仮名)です。こんにちは。


最近の口癖は「洗剤とかシャンプーって値段そのままで中身の量がこっそりと減ってない?なのにペットボトルのお茶とか麦茶は量が増えてるってどういう時代の流れなの!?絶対500ml以上入ってんだけど!少し前まで500mlしか入ってなかったよね?何コレ?」です。(相変わらず長いな)







本日の『は?』ですがぁぁぁ






年齢が上になればなるほど【苦しかったことを自慢気に語る】って人が多くないですか?


逆に若ければ若いほど【どれだけ楽だったかを自慢気に語る】って人が多くないですか?


俺は若い人と年配の方の両方と仕事をしてきた経験があるので言えるのですが


年配の方は『何日も徹夜しながら働いて給料も上げてもらえず、それでも文句を言わずに一生懸命に働いた過去』みたいなやつを得意気に自慢気に大声で語るってパターンの人が何人もいました。



若い人は『◯◯って会社は機械を監視しているだけで◯◯万円も貰えたんですよ!』みたいなやつを得意気に語るパターンの人が多かったです。


んで


俺が何を言いたいのかというと


【年配のベテランの人が思っている自慢って若い人間にとっては1ミリも自慢になってないよ】


ってことです。







今年で35歳になる俺が思うに『若い人ほど効率が良い』ような感じがします。


『少ない時間と労力で少しでも多くの報酬をゲットしてやるぞ』って常に模索しているような


【どれだけ汗かいたか・・・よりも結果だろ?】という考え方が脳ミソに染み付いている世代なんだなって痛感します。若い人と接すると。


そんな若い人にベテラン勢が


【とにかく頑張れ!汗をかけ!俺達はもっともっと苦労してきたんだ!】


と熱弁しても意味がありません。


むしろ逆効果。


【頑張ってきたってアンタは言ってるけど『頑張った結果が目の前にいる今のアンタかよ』ソレだったら、その頑張り方で正解だったのか?】


と思われて終了です。


生まれた時には『氷河期』とか『就職難』や『不景気』と世間が言っていたわけです。


一定の年齢以下の人間は『高度経済成長期』も『バブル』も知りません。


それなのに


ある一定以上の年齢の方々は『俺達はとても苦労してきた。おまえらも苦労しなきゃダメだ。もっともっと頑張らないとダメだ。』と言うわけですよ。






マジで、よく考えてみてよ。


今の年配者が頑張った未来が『氷河期』『不景気』『就職難』だったわけでしょ?


じゃあ


アナタ達が言う『頑張り』を今の時代もやっていたら残念な未来が待っているってことじゃないのか?


下の世代に


偉そうに上から話したいなら『頑張った結果としてどんな幸せが待っていたか』を話してほしいんだよね。


ダイエットでもそうでしょ?『毎日頑張った!毎日苦しかった!毎日我慢した!』って言ったところで


「で何キロ痩せたの?」って話になるから。そこが最大の重要ポイントなわけだし。


どれだけ苦しかった&我慢してきたって内容の話をされても


その先の結果を話さないと説得力ゼロだぞ。それとも、結果は話せるほど良くなかったから話せないのか?


『苦しかった』『我慢した』『頑張った』ってだけを熱弁されても困るのよコッチは。


M男が『女王様にイジメられたんだよねぇ~♪』って自慢してるんじゃないんだからさ。









・・・・はっ!!!すいません!!!


熱くなってしまいました。






俺が我が子の体調不良で会社を休む時に


元・部長さん(60代)から


「俺の若い頃は子育てなんか嫁に任せて、仕事に命を懸けて働いていたぞー。」


と最高にイラッとする言葉を頂戴したんで愚痴っぽくなってしまいました。


ごめんなさい。






まぁ・・・なんつーか・・・


元・部長さんは


命を懸けて働いた結果が


【30歳年下の人間に遠回しの嫌味を言う人間になりました】ってことだな。


そんな結果になるんだったら


命を懸けてまで働きたくねぇよ。


俺は30歳年下の人間に遠回しの嫌味を言うような人間になりたくねぇもん。ダサいし。






つーわけで!


本日の『は?』は


『は?家族より仕事が大事って本気で思ってる人間ってまだ残ってんの?』の『は?』でした。


本当は全人類が【家族が一番大事】って分かってるだろ。仕事が一番です!って言わなきゃ怒られてきた世代が若い世代に強要してるだけだろ?何の為の強要だよ。説明してくれ。










・・・・はい!すいません!!


本題に入ります~!!!









このブログをちょくちょく見てくれている人なら分かると思うが


たまに俺は『今までの自分の人生の流れ』を書く。


小さい頃から今までに至る人生の流れと


その間に起こった印象的な出来事を書く。


なぜ書くかというと、俺がいつか死んだ時に


誰かに『あぁー・・・コイツはこんな人生を歩んできたんだ』と知ってもらう為に書いている。


・・・と言うと大袈裟だな。そんな深い意味はない。ただ書いているだけ。


でも少しは『死んだ後、誰かに俺の歩んできた人生を知ってほしい』って気持ちはある。ほんの少しだけど。微量ね。






今は『大学を辞めてプラプラしている時に東京に行こうと気持ちを固める』ってところまで書いた。(ボチボチとゆっくりとしか書けないんだよね。自分の過去を書くのは疲れるからさ。バカな出来事ならスラスラ書けるけど。)


この記事ね→大学生になった俺。大学を辞めた俺。 - 振り返ればオアシス!








で!!!


話は大きく変わるが・・・


ホントに大きく変わるが・・・







過去に聴いていた音楽を


偶然にも久々に聴いたら(いきなりテレビで流れたりした時ね)


聴いていた当時に一瞬で脳内が戻るってことありません?・・・ありますよね。







で!で!で!


今から紹介する3曲も『一瞬で当時の感覚が脳内を駆け巡るやつ』なんですよ!





その3曲とは


中島美嘉『ONE SURVIVE』
くるり『ワールズエンド・スーパーノヴァ
YUKI『プリズム』


の3曲です。






実はこの3曲って同時期に発売されています。


なので


この3曲の内のどれを聴いても


同じ風景や感覚が蘇ります。









どんな風景が蘇るのかというと・・・








【渋谷のタワーレコード】です。


タワレコで発売したてのこの3曲を試聴した記憶がドォーンと脳内に映し出されます。


中島美嘉のやつは渋谷近辺の大型ビジョンでも何回も流れていました。


ちなみに


上記の3曲の発売時期は『2002年の3月頃』です。


俺が『もうすぐ高2』になる時ですね。


年齢で言うと『16歳』です。若っ!







・・・ん?


あれ?


気付いた?気付いちゃいました?








【なんで?ど田舎の高校生だった奴の思い出が『渋谷』って何?東京から1200キロぐらい離れた所に住んでたのに?どういうこと!?】


・・・ってことですよね?


ですよね。うんうん。









俺も忘れかけてました。


自分の人生を話す上で『大学辞めた後に東京へ』って話はしなきゃダメだなと思っていましたが


この前たまたまYUKIの『プリズム』を耳にして


「ハッ!!!」と思い出しました。











【そういえば高2になる直前に一人で東京に行ったわ!】


ってね。


いやー・・・完全に脳から消えさろうとしていました。


危ない危ない。


『大学辞めて東京へ』を書く前に思い出して良かったですわ。書き始めた後に【実は初めての東京ではない】ってなっちゃうと変な説明が必要になってしまいますもんね。


だから


今回説明します。俺の『初・東京』の話を。











えっ・・・・とぉー・・・(記憶を呼び覚まし中)


具体的に言うと・・・


高2になる直前の『高1の春休み』なんですよね。東京へ行った時期は。


その頃の俺は人間じゃありませんでした。(過去のブログを読んだ人なら分かってるよね)


本当に人間じゃなかったと思います。


無気力だし、死んだような目だし、人殺しは計画するし、明日死んでもいいから誰か俺を殺せって思いながら生活していたし・・・


もう滅茶苦茶な思考を持ちながらギリギリで生きてる高校生でした。(この時期に変なオカルト宗教に誘われていたらハマってたと思う。やべぇ)


もちろん両親と同じ家に住んではいたんですが


心を1ミリも開かず、喋りもしないので何を考えているか分からない不気味な息子だったと思います。両親も完全に俺に引いてるのが伝わってきてたし。


そんな俺が・・・


多分・・・


独り言をボソッと言ったんですよね。


「東京に行ってみてぇ」と。


それを聞いた母親か父親かが


『おっ。珍しく何かに興味を持っているぞ。東京観光へ行かせるか!』(そもそも物事に興味が湧かない性格になったのは両親のせいなんだけどね)


ってことで、東京観光に必要な資金を俺にくれたと記憶しています。(その資金が何円だったとかは覚えてない)



やっと一般家庭にも広まりつつあったインターネットを駆使しながら(実家は比較的に早い段階でパソコンにネットが引いてあった)


東京までの航空チケットをワクワクしながら一人分予約した。はず。あんま覚えてないけど。


今思えば


田舎者の16歳の子供が一人でチケット予約したり、飛行機に乗ったり、山手線に乗ったりって


なかなか凄いよな・・・。一人だもん。


どこが『無気力』なんだよ。


アクティブじゃね?・・・と今なら思います。








そんなこんなで


人生初の『一人旅』です。


人生初の『大都会。しかも東京。』です。


二泊三日の東京観光だったような記憶があります。






とにかく『怖いもの知らずの16歳』でしたので


夜はわざわざ歌舞伎町のカプセルホテルに泊まったり(風呂場にあった『同性愛者の営み禁止!』って張り紙は田舎者の俺にはショッキングだった)


よく分かってないくせに風俗街のキラキラした場所を真夜中に散歩したり(ボビーオロゴンみたいな黒人さんに「気をつけてね」って謎の忠告を受けた)


フジテレビの中にどうにか入れないか様子を伺ったり(何とか芸能人と接触してやろうと息巻いていた。爆笑問題とおすぎとピーコの番組の収録が行われていた)


道に迷ったら


わざと大通りの真ん中で地図を広げて『俺、迷ってますよ。誰か教えろやアピール』をしたり(優しいお兄さんが「どこ行きたいの?」って聞いてくれた)


ルミネの吉本の劇場に行ったら大行列だったのでバカなふりして行列の前の方にズルして割り込もうとして係の人に注意されたり(注意した人の隣にガキ使でお馴染みの『藤原さん』がいた。今の吉本の副社長。ちなみに立ち見で劇場に入れた。まだ当時無名の『ロバート』が出てきたけど女子高生の声援が凄かった。ホントに東京の女子高生って流行る物とか人を誰よりも早く察知する能力が長けてるんだなって感心した)





びっくりするぐらい無知で怖いもの知らずなので


色んな場所へ行ったり、食べたり、見たり・・・と当時の俺は大冒険を満喫した。


しかし!


さすがに20年近く前の思い出なので・・・


あんま覚えてねぇ・・・。







最初に書いた【渋谷のタワレコ】も


どうやって行ったとか


何の目的で行ったとか・・・覚えてねぇ。






それでも


上記の3曲を試聴したっていう事実は間違いない!


中島美嘉のは『へぇー・・・新曲こんな感じの歌なんだぁ』と思ったし(なんじゃその感想)


くるりのは『うわっ!めっちゃオシャレな歌!』って興奮したし(その場で買ったし)


YUKIのは『やっぱ声が良いわ。美しいわ。』って感動した。(くそベタな感想)


だから


この3曲を聴くと一気に『初・東京』が脳内を駆け巡るのよね。ゾクゾクするわけよ。今でも。







初めての東京は


ずっとドキドキして・・・


ずっとワクワクして・・・


刺激たっぷりで・・・


そして


誰一人として俺に興味がない。(当たり前)


悪い言い方をすると『冷たい』とも言える。


良い言い方をすると『放置してくれる』とも言える。


何とも不思議で


パワーが溢れ過ぎている街でした。







興奮しながら田舎へ帰宅した俺。


しかし、反動で


東京へ行く前よりも元気が無くなった俺。(弱っ)






『何しに東京へ行ったのか?』






そんなことはどうでもいい。


あの『ドキドキ』と『ワクワク』は


誰しもが経験出来るものではないのだから。


その証拠に


今、当時を思い出している20年後の俺が


思い出しながら今、謎に『ドキドキ』してるんだから。


20年経ってんのに。








これだけは当時の両親に感謝・・・してやるか。


これだけね。










ってかさ!!!


YUKIの『プリズム』って歌さぁー・・・


当時は「綺麗な歌だねぇ」ぐらいの感想だったんですが(なんじゃその感想!さすが16歳!)


今聴くとヤバい!!!


歌詞が『当時の自分から言われている』ような錯覚になる。









『アナタは今も しかめっ面で幸せでしょうか?』

『意地悪な人が とやかく言うけれど 私はどこかで間違えたかしら?』

『今は分からない 答えは空の上』

『私はこのまま信じて行けるわ』

『喜びを抱いて 見果てぬ空の上』

『咲くのは 光の輪 高鳴るは 胸の鼓動』










・・・あの頃の俺が今の俺に言ってんのか?


うわぁー・・・そうか。そうか。


悪いけど、あの頃の俺には


今の俺からは何も言えねぇ・・・


だって


現在も『今は分からない 答えは空の上』だから。
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(とりあえず『すでに大学辞める何年か前に東京へは観光で行ったことあるんだよね』って言いたかったんですよ。大事な思い出なんで。その割には思い出の内容を忘れちゃってるけどね!ってか、ホントに色々と16歳の頃の俺って凄いな・・・)