振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

初めてAVをレンタルする日。【前編】

お疲れ様です。桜田紋吉(もちろん仮名)でございます。よろしくお願いします。





最近の口癖は『椎名林檎が歌番組に出た時って何で歌詞が縦に表示されんの?意外と見づらいし世界観の押し付けが少しウザくね?』です。(今日も長ぇ)でも名曲が多いんで好きなんですけどね。










本日の『は?』なんですがぉー・・




嬉しいことに読者様から【『は?』の部分の割合が大きくなってきてない?】と助かる意見を頂きました。


マジで助かります。


なぜなら俺が一番感じてたからです。


そもそも『は?』ってね・・・少しの怒りとか矛盾点とかを発表する時間だったはずなんですよ。俺の中では。


それがいつの間にか【今日の『は?』は何を書こうかなぁ】って悩んでたんですよ。


それこそ『は?』ですよね。


怒りって悩まなくても自然と出るはずなのに強引に『は?』を出そうとしていること自体が変ですよね。


ってことで・・・





本日の『は?』は『は?これからは気の向いた時にだけ言わせて!』の『は?』でした。


ってか、気付いている人もいるでしょうが


何個か前の記事から始めた『最近の口癖』の部分で言いたいことをサラッと言ってるんですよね。


『最近の口癖』こそ【縮小版の『は?』のコーナー】ですからね。あれで十分っちゃ十分かな。










では・・・


本題にチェゲラ。(そういえばチェゲラの意味は知らない。なんとなくチェゲラな感じの時にチェゲラだ)









数ヶ月前にブログで『頭の回転が良かった為に起こった悲劇』を書いた俺。


これね↓
あの日、俺は頭をフル回転させた。(前編) - 振り返ればオアシス!








これ以外にも『頭の回転』に関連している話がある。





それは・・・


高校二年生の頃・・・


憂鬱な高校生活を送っていた俺は周りの生徒よりも劣っている自分に負い目を感じながら生きていた。(言うまでもないけど今も感じてるよ)


しかし・・・


俺と周りの生徒が同じレベルの位置まで達していることが1つだけあった。






それは・・・










【性欲】だ。(バカ野郎)


さすがの俺も性欲だけは一丁前に他の男子生徒と同等のレベルまで達していた。


いや・・・他の男子生徒以上だったかもしれない。


だから


これだけはハッキリと言える。


『性欲では負けていなかった』と。(負けろや)








とにかく


性欲は一丁前にあった。


『性に対する興味』もゴリゴリにあった。


しかし・・・


『色々な女性と寝たい!』とか『彼女と朝から晩までハッスルしまくりたい!』みたいな方向の興味ではなかった。


もちろん


ソッチにも興味ありまくりだったのは確かだが


実際、当時の俺はソッチではなかった。









俺の興味の矛先は・・・










とにかく【アダルトビデオが見たい】だった。(イタい)







今の時代では当たり前のように


スマホやパソコンでエロ動画を視聴可能だが


なんせ当時は2000年代前半。


パソコンが一家に1台あるかないかって時代だ。


ウチの実家にはネットに繋がったパソコンがあるにはあったのだが


リビングに据え置きタイプだった為にエロ動画の視聴は現実的に考えて不可能だった。


つまり


エロいのを見たい!となると


『アダルトビデオ』か


当時ちょうど流行りだした『アダルトDVD』を見るしかなかったのである。(自分の部屋のテレビで見る)







男性なら分かると思うが


『アダルトビデオ』や『アダルトDVD』(もう面倒だから【AV】って書くね)ってのは


購入すると・・・なかなか値が張る。


1本3000円~5000円ぐらいだ。


当時もそのくらいの値段はしてた。







つまり!


学生には


金額的になかなか手が届かないのだ!(そもそも18歳未満は買えないだろってツッコミは野暮)


もちろん


俺も1本3000円以上のAVをポンポン買える財力はなく


『1本だけ購入しようかな』と思っても


大事な3000円を使って


選んだAVが駄作だった場合にゃ発狂してしまいそうだったので


購入するまでの勇気は持っていなかった。








しかし・・・


17歳の桜田少年は・・・









ふと気がつく・・・











『・・・あれ?18歳になったらレンタルビデオ屋でレンタル出来るんじゃね?』


ということに!!!










『待てよ・・・。あと数ヶ月で18歳だよな俺。余裕でレンタル出来んじゃん!最高じゃん!』


我ながらアッパレなことに気が付いた。





いつも行っているレンタルビデオ屋は


映画の旧作が300円。新作が500円だ。


さすがにAVだけは別料金ってことはないだろう。


この料金なら確実にイケる・・・。


二つの意味でイケるぞ!(やかましい)








『生きる気力ゼロ、いつ死んでもいい』と思っていた俺が


あっという間に・・・


【レンタルせずに死ねるか!】という気持ちに変化していった。


18歳になるのをワクワクしながら待った。








そして・・・







あと一週間で18歳になろうとしていた時に(この時はもう高3)


ある考えが頭に浮かんだ。








『もうすぐで18歳になる・・・AVのレンタルも可能だ。でも初めてレンタルビデオ屋のAVコーナーに入ったらテンション高くなり過ぎてレンタルするAVを選ぶのに時間が掛かり過ぎるかもしれない。』


『俺の理想は・・・サッとレンタルを済ませて家でじっくりと観賞したい。スマートにレンタルしたい。』(スマートの意味を履き違えてます)


『よし・・・だったら・・・』











『18歳になる当日を迎える前にリハーサルとしてレンタルビデオ屋のAVコーナーを視察しに行くか!』









そう思った俺は


さっそく街のレンタルビデオ屋へと自転車を走らせた。


ちなみに


この【AVコーナー視察】を閃いたのは風呂に上がった直後だったので


寝間着のまま自転車を走らせてレンタルビデオ屋へと向かった。(バカ)







20分ほど自転車を爆走・・・


で到着。(何回も言うが寝間着で)


ドキドキしながらAVコーナーへと突入した。(何回も言うが寝間着で)


人生初のAVコーナーへの突入だ。








そこには・・・


エロという名の大宇宙が広がっていた・・・。


目の前に広がる大宇宙・・・。


大宇宙で真剣な表情で品定めをする数名のオジサン達。


AVコーナーど素人の俺など見向きもせずに集中していたオジサン達が


俺には何故か輝いて見えた。


まさに夢の国・・・ディズニーランド以外にも夢の国はあったんだ・・・と感動した。











『さて・・・18歳になってからレンタルするAVを今から選ぶとするか。』


【後日レンタルする予定】になるAVを選び始めた俺。


その日は1本もレンタルしないくせに


AVをずっと見て回るという超絶に迷惑な客となっていた。








30分後・・・


『よし!この2本に決めた!』


と18歳になってからレンタルする2本が自分の中で確定された。


その2本が置いてある位置も完璧に記憶し


手ぶらのまま店内を出た。(マジで迷惑な客)


再び自転車を爆走20分・・・帰宅。


帰宅してからもドキドキが止まらず心の中のテンションは最高潮・・・








そこで俺は誓った・・・。


【必ずや18歳になった当日にレンタルする!!】


こうして


俺の未来日記に新たな予定が加わった。(は?)









なんだかんだで18歳の誕生日当日・・・






その日は平日だった。ソワソワしながら学校へと向かった。


今日から俺は18歳・・・今日の放課後に・・・夢の国へ俺は行くぜ!』


朝からソワソワが止まらない俺。


授業中も頭の中はソワソワしていた。











そして・・・


放課後・・・








誰よりも早く校門を出て・・・


自転車を立ち漕ぎ爆走!!!


この前は寝間着でレンタルビデオ屋へと突入した俺だったが


今日は制服だ!!!


別に制服だろーが寝間着だろーが


そんなことはどうでもいい!!!







なぜなら俺は今日から18歳!!!


誰にも何も文句を言われる筋合いはない!!!


18歳なんだから!!!


18歳になりさえすればコッチのもんよ!!!












・・・と


めちゃくちゃ気が大きくなったままレンタルビデオ屋へ到着。


俺は胸を張って堂々とレンタルビデオ屋へ入店した。


なぜなら18歳だから。








一度やった視察のおかげで


堂々と、そして冷静にAVコーナーへと突入できた。









AVコーナーに入り、精神を落ち着かせる為に深呼吸した俺。


一旦、冷静になった俺は思った・・・




『今日からは好きな時に時間さえ合えば、いつでもこの空間に入れるってことだよな?・・・18歳ってなんて素敵なんだろう。』




謎の感動が俺を包み込んだ。








さっそく


視察の時に記憶した位置を頼りに


お目当てのAVを探した。


『あったあった。ラッキーなことに2本とも誰もレンタルしてないぜ!』


神様からの誕生日プレゼントなのか


お目当ての2本は俺からレンタルされるのを待っていた。








後はレジで会計済ませて帰宅するのみ。


帰宅後は一人で素敵なバースデーパーティーの始まりさ。










ニヤニヤしながらレジへと向かった。











次回へ続く・・・
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(『AVを見れることへの感動』って俺たち世代より下は微量かもしれないですね。スマホとか持ち始めたらエロ動画に対する感動も微妙だろうなぁ)