振り返ればオアシス!

桜田紋吉(もちろん仮名)です。特に何のテーマも無いブログ《ノンポリブログ》です。過去のエピソードを書く時は事実を元にして右往左往しながら書いているので100%ノンフィクションかと言われたら胸を張って「知らん!」と答えるつもりです。

3社目の職場での出来事【前編】

こんにちは!桜田紋吉は生きてます!今日も書きますよ!よろしくお願いします!

 

 

 

 

さっそく本題へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

今、俺が働いている会社は人生で4社目の職場だ。

 

1社目が『酒造会社』で

 

2社目が『太陽光発電事業の会社』で

 

3社目が『自動車部品メーカー』で

 

4社目こそが現在の『【シマセン】や【元・部長】がいる会社』だ。(やっぱ業種は書けないだろ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

で今回は・・・

 

3社目の『自動車部品メーカー』に勤務していた頃の話を書こうと思う。

 

この『自動車部品メーカー』は日本だけではなく世界中に工場や支店を持つ巨大グループ企業だ。

 

社員の数も莫大で

 

俺が最初に配属された職場も広大な敷地に何棟も似たような工場が並んでいるバカでかい組織だった。

 

そこのバカでかい組織の工場で作業員として自動車部品を製造していたのが当時の俺。

 

 

 

 

 

俺は

 

入社が決まった時こそ『やったー!これで俺も巨大グループの一員だ!定年まで安心!』と喜んでいたが

 

入社してみると『呆れるほどのクソさ』がいくつもあるような会社であり

 

結果的に2年ほどで退職した。

 

その『呆れるほどのクソさ』を今日は1つ紹介させてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

入社して半年が過ぎた頃・・・

 

俺と同じ日に入社した同僚が休憩時間にウソみたいな話を喋り出した。

 

「この工場って・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【労災】を隠さなきゃいけないらしい。」

 

「えっ・・・マジ?」

 

「マジらしいのよコレが。」

 

「いやいや・・・ど田舎の個人経営の小さな工場じゃないんだからさぁ。そんなわけがないだろ。」

 

 

 

 

 

 

 

俺は半信半疑だったので同僚の話を打ち切ろうとした。

 

ちなみに【労災】とは【労働災害】の略ね。

 

簡単に説明すると

 

働いている人が仕事中にケガをすること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は同僚のウソかホントか分からん謎な話を打ち切りたかったが

 

同僚は俺のリアクションなど問答無用で喋り続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

同僚「それがさ・・・ボーナスとか昇給に響いてくるらしいのよ。ケガした人はマイナス査定になるんだって。」

 

桜田「へぇー・・・アンタの不注意で勝手にケガしたので会社の評価としてはマイナスです。ってこと?だからケガした本人が誰にもバレないように隠すって感じか?」

 

同僚「それがさ・・・」

 

桜田「ん?」

 

同僚「例えば俺がケガしたとするだろ?そしたら俺の部署の班長もマイナス査定になるらしいよ。で班長の上司である課長とか部長もボーナス減らされたりするんだってさ。」

 

桜田「マジで!?」

 

同僚「だから部署全体で労災を会社にバレないようにするんだって。」

 

桜田「うわっ・・・。評価とか査定とかボーナスとか昇給のためにかぁー・・・誰しもが自分が一番かわいいからねぇ。」

 

同僚「でもさ・・・誰かがケガしたら連帯責任みたいにするのって変だと思わない?そうしたら全員が労災を隠すようになるってバカでも気付くシステムだと思わん?」

 

桜田「確かに・・・。会社が遠回しに『みんなで労災を隠すようにしてね!』って言ってるようなもんだよな・・・。」

 

同僚「連帯責任を逃れる為に労災を隠してしまったらさぁー・・・ケガしやすい危ない場所とかも何も改善されんわけやん?表向きは誰もケガしてないってことにされているわけだから。」

 

桜田「確かに!ケガ人がゼロなら改善しなくて大丈夫!ってなるな。」

 

同僚「・・・やろ?誰も得せんやろ?」

 

桜田「会社が連帯責任みたいな制度にしてるってことは・・・会社には得があるんだろうなぁ。職場の改善費用を出さなくて済むとかかな?でも小さい会社じゃないからねぇ。」

 

同僚「何でだろうな?ホントかウソかは俺もよく分からんけどさ。」

 

桜田「まぁ・・・噂話ってことで。」

 

同僚「そうそう。この話はサラッと受け流しといて。」

 

桜田「オッケー。」

 

とりあえず深くは考えずに今の話は頭の隅っこに置いておくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1か月後・・・

 

俺の勤務していた工場は広大な敷地に『第1工場』『第2工場』『第3工場』と3つの工場があり

 

俺は『第2工場』に所属していた。

 

 

 

 

 

 

 

ある日の出来事・・・・

 

その日の第2工場は数ヶ月に1度の機械点検日になっており

 

外部から来た業者が第2工場の中の機械類を1つずつ丁寧に点検していくのを下っ端の俺は黙って見ていた。

 

もちろん機械を動かせないので作業はストップ。先輩達は休憩室でスマホをイジったり談笑したりして時間を潰していた。

 

俺もずっと点検業者の観察をしているのは飽きたので途中から先輩達がいる部屋でダラダラと過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

 

そこへ・・・

 

第1工場の班長の駒井さん(もちろん仮名)がやって来た。

 

「あのさ!悪いんだけどさぁ・・・」

 

駒井さんは

 

「点検日で暇しているなら第1工場に1人だけ手伝いに来てくれないか?人手が足らねぇから1人だけ来てくれ!」

 

と第2工場の俺達へ頼み始めた。

 

その頼みを聞いた先輩達は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事に駒井さんを全員シカトしていた。

 

先輩達が全員スマホしか見てねぇ!

 

激ヤバな雰囲気を察した俺は・・・

 

「俺でいいなら行きましょうか?」

 

と行きたくはないが俺が下っ端なのは事実なので仕方なく手を挙げた。

 

 

 

 

 

 

そんな俺を見た駒井さんは・・・

 

「よし!さっそく第1工場へ来てくれ!」

 

と小走りで現場へと向かって行った。

 

休憩室を出る俺に先輩達は・・・

 

「マジでサンキュー!」

「今日は仕事モードにならん!」

「悪いなぁ。でも眠いから寝てるわ!」

 

と妙にニコニコしていた。

 

俺は「では・・・いってきます〜。」と見慣れない第1工場へ移動した。

 

 

 

 

 

 

 

第1工場へ到着すると・・・

 

「おーい!こっち!こっち!」と駒井さんが手を挙げて俺を呼んでいた。

 

急いで駒井さんの方へ駆け寄ると

 

駒井さんは

 

「別に難しい作業じゃないから!単純な作業だから安心してくれ!」と作業の説明を話し始めた。

 

「この機械から鉄板が1枚ずつ出てくるからさ、その鉄板を横にある荷台に載せてくれ!それが君の仕事!」

 

俺は「はい。分かりました。」と

 

素直に返事をした。

 

 

 

 

 

 

 

機械が動き出した・・・

 

機械から『週刊少年ジャンプ』と似たサイズの鉄板が出てきた。

 

俺はその鉄板を持ち上げた。

 

鉄板は見た目より重くはない。

 

しかし

 

グッと力を入れないと落としてしまいそうな重量ではある。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・この鉄板・・・・

 

重量とかよりも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱い!!!!!!

 

クソ熱い!!!!!!!!!

 

ふざけんな!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん手袋は装着しているが・・・

 

また熱いんだコレが!

 

とにかく熱いんだ!

 

そこそこ重量あるから鉄板はしっかりと掴まないといけない・・・

 

だからこそ熱い!!!!

 

手のひら全体が熱い!!!!!

 

もう無理!!!

 

数枚だけ荷台に載せたけど無理!!!!

 

駒井の野郎に伝えないと!!!!!

 

でも「もう無理!やめる!」とは言えないから「厚手の手袋を貸してくれ!」って言わせてくれ!!!!

 

ちゃんと仕事はするからさ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

早くも我慢の限界に達した俺は駒井さんに言ってみた。

 

「すいません!熱いんで厚手の手袋か専用の手袋があれば貸してくれませんか?」

 

すると駒井さんは・・・

 

「は?そんなの無いから!最初は誰でも熱いって言うけど慣れるから我慢して!」

 

と若干イラっとしながら俺に伝えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・え?慣れる?そうなの?

 

分かった。分かった。じゃあ再び仕事開始!

 

頑張るぞー!やるぞー!

 

1枚・・・2枚・・・3枚・・・よしっ。

 

4枚・・・5枚・・・6枚・・・よしっ。

 

良いペースで進んでいるぞぉ!よしっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・って熱いわ!!!

 

俺の手はいつ慣れんだよ!!!

 

そもそも短時間で皮膚が熱さに慣れるとか聞いたことねぇ!!!

 

熱いもんは熱いだろうが!!!

 

めっちゃ太陽の光が強くて暑い日に海水浴に行ったら皮膚は慣れるどころか炎症を起こしますけど!!!

 

皮膚がすぐ慣れるとかないだろうが!!!

 

長年の月日を経て皮膚は強くなるもんだからね!!!

 

職人さんのようなゴツゴツして強い手には短時間じゃならねぇんだよ!!!

 

鉄板で頭ぶん殴るぞ駒井コラッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・とは言えないので

 

「すいませ〜ん!やっぱ手が熱いので自分のロッカーから厚手の手袋を探してきてもいいっすか?会社から前に貰った記憶があるので取って来ます!」

 

と揉めないように言ってみた。

 

すると駒井さんは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ!?慣れるって言ってんだろ!おまえの為に機械を止めるわけねぇだろうが!急いで生産しなきゃいけねぇんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ふふふ。駒井よ。気付いたよ俺は。

 

アンタが第2工場に来て俺の先輩達の前で頼み事をした時に先輩達全員からシカトされただろ?

 

あれは頼み事をしたからシカトされたんじゃないぞ。もう俺は気付いたね。

 

シカトされた原因はアンタの性格だ!

 

そんな性格だから周りの人間はアンタをシカトしたくなるわけよ。

 

そういうとこだぞ駒井。なぁ分かるか?

 

俺の先輩達は『班長』ではなく『ただの俺の先輩』だ。

 

でもアンタは第1工場の『班長』なわけ。

 

つまり俺の先輩達はアンタより会社での立場は低いわけよ。

 

なのに!

 

アンタは全員からシカトされたよな。

 

うんうん。まだ分からんか?

 

簡単に言うとな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソなんだよ!!!おまえは!!!!!

 

急いで生産しなきゃだと!?

 

うるせぇ!こんぐらいの生産がどうなろうと会社は損も得もしねぇ!!!

 

痛くも痒くも何ともねぇから!!!

 

この『週刊少年ジャンプのような鉄板』を何に使うが知らんが俺のような下っ端に任せている時点で大した商品ではない!!!

 

そんなに大事なら偉い人達だけで作れ!!!

 

そもそも誰が買うんだ!この『週刊少年ジャンプのような鉄板』を!!!!

 

家にあったら邪魔だろ!この鉄板が!!!

 

用途不明の謎の鉄板を俺に任せんな!!!!

 

ってか

 

用途不明の謎の鉄板をアツアツに熱してんじゃねぇよ!!!

 

アツアツにも限度があるだろ!!!!

 

食べれないよ!!!いや、食べないよ!!!

 

用途不明だから!!!!!

 

商品名は何にするんだコレ!!!!

 

『いやいや、これは商品になる前の段階だから。この鉄板は商品を作る為の材料になるんだから。』

 

・・・って分かっとるわハゲ!!!

 

ボケてんだよコッチは!!!

 

必死にボケとんじゃい!!!察せ!!!!

 

そういうとこだぞ駒井!!!

 

そういうとこがあるぞ駒井!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・なんて言えるわけもなく(当たり前)

 

俺は再び作業を開始した。

 

 

やはり熱い。

 

熱い。熱い。熱い。熱い。熱い。

 

もう・・・

 

熱いを通り越してきた・・・

 

今は熱いっていう感覚じゃない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに痛いよ!!!マジで!!!!

 

痛くなってきた!!!勘弁して!!!!

 

痛い!痛い!痛い!痛い!

 

どんどん痛くなってきてるから!!!!

 

こりゃリアルにヤバい!!!!

 

 

 

 

 

 

 

よし・・・こうなったら・・・

 

期待こそしていないが・・・

 

駒井に言ってみよう!!!!

 

マジで期待はしていないが最後に1回だけ言ってみようではないか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「駒井さん!すいません!手が熱くて痛いので手洗い場で一瞬だけ手を冷やしてきてもいいですか?」

 

すると駒井の表情が変化した・・・

 

ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべ始めた・・・

 

そのニヤニヤの表情で俺に伝えた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ?とにかく手を止めんなwww」(めっちゃニヤニヤしながら)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、こわっ!怖すぎるよ駒井・・・

 

The・サイコパスじゃん駒井・・・

 

一人で笑ってるよ駒井・・・

 

ヤバいよ駒井・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイコパス駒井の不気味さに恐怖を覚えた俺は黙って作業を再開した。

 

熱い。痛い。熱い。痛い。熱い。痛い。

 

痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。

 

・・・。・・・。・・・。・・・。

 

・・・。・・・。・・・。・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・あれ?あれれ?

 

痛くないぞ。ん?

 

痛くなくなってきた!

 

いや・・・これは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手の感覚が無くなってきてるよバカ野郎!!

 

麻痺してます!完全に!!!

 

両手に何も感じねぇ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明らかに両手がヤバくなっている。

 

しかし

 

『どうせ言っても無駄だろうな』という気持ちしかなかったので我慢した。

 

マジで我慢した。

 

途中から『この拷問に近い作業は俺が今までの人生で迷惑を掛けてきた人へ対する謝罪なのだ!罰ゲームなのだ!』と自分に言い聞かせて何とか乗り切った。

 

『ここは刑務所なんだ』『俺は罪人なんだ』と何回も自分に言い聞かせた。(完全なドMやないか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業を始めて1時間と30分が過ぎた・・・

 

駒井「よしっ!これで鉄板の枚数は確保できたから。もう第2工場へ戻っていいぞ!」

 

駒井は目標の枚数を達成して自分のメンツが保てたことが嬉しかったのか

 

風呂上がりのようなホッとした安堵の表情を浮かべていた。

 

その表情が俺には

 

『自分だけの気持ち良さに満足しているオXニーした直後のだらしない表情』に見えてムカついた。

 

実際・・・

 

目標の生産数に達成しなかった場合に自分の評価が下がるのが嫌だったから俺を助けようとしなかったんだろうし。(他にも理由はあるだろうけど)

 

自分に対する評価が最優先ってことは

 

そのためには誰かを犠牲にしても関係ないってことか。

 

それか

 

目標を達成しないと上司に怒られちゃう!怒られたくない!・・・ってこと?

 

上司に怒られないためなら立場が弱い人間は助けないってか?

 

どっちにしろ

 

自分大好き!自分が快適ならそれでいい!ってことだよな?

 

とりあえず駒井は

 

自分の気持ち良さ優先のオXニー野郎だな。

 

セXズリ野郎とも言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の中で

 

『このオXニー野郎がっ!おまえがシコるために俺を犠牲にしてんじゃねぇクソ!』

『自分だけが良けりゃいいんだろ?だったら人と接さずに家でシコってろアホ!』

『どうせ家族も幸せにしてないだろ?目の前で痛そうにしている人さえも助けられないんだからな!それよりもオXニーが大事って感じだな!』

『おまえみたいなオXニー野郎が父親だったら子供は地獄だな!「お父さん、相談したいことがあるんだけど。」「ん?相談か?今はダメだ!俺のオXニーが優先だ!俺の気持ち良さと快適さを重視するんだ!」ってか?うるせぇ!違うタイプのDVかアホ!』

『クソがっ!!!!!!』

 

と何回も罵倒しながら第1工場を離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は第2工場へ戻る前に

 

近くのトイレへと駆け込んだ。

 

小便したかったわけではなく手の状態を確認するために。

 

トイレの手洗い場で手袋を外した。

 

両手をガン見した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ赤だ。とんでもなく真っ赤。

 

しかも指の先端と指の付け根に『水ぶくれ』ができている。

 

ズキンズキンと痛む。

 

手のひらを撮影しようとポケットに入っているスマホを取り出そうとした。

 

 

指の先端の『水ぶくれ』のせいでボタンが思うように押せない。

 

スマホを持っていることさえ若干の痛みを感じる。

 

俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『もう・・・皮膚科に行こう・・・』

 

と病院に行くことを決意した。

 

同僚から聞いた【労災は隠さないといけないという噂話】が一瞬だけ頭に浮かんだが

 

治すのが普通は最優先だろ・・・と深くは考えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院へ行く前に第2工場の先輩達へ報告しに行かなきゃいけない。

 

どうせ先輩達は俺の上司ではないから

 

『俺達のボーナスが減給になる〜』とか『査定がマイナスに〜』なんて話とは無関係なはず。

 

むしろ

 

「病院へ直行しろ!上司のボーナスを下げてやれ!」ぐらいのことを先輩達は言うかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

第2工場へ到着した。

 

とりあえず先輩達には俺の手を見せた方が口で説明するよりも早いだろう。

 

どうやら点検していた業者は点検を終えて帰ったみたいだ。

 

今から先輩達が機械を動かそうと1箇所に集まっている。

 

「お疲れ様です。第1工場の手伝い終わりました〜。」

 

俺は先輩達へ声を掛けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回へ続く・・・

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(立場の強い人間が目の前にいる立場の弱い人間から助けを求められた時に無視したり、理由を並べて助けなかったり、助けるのを先延ばしにしたりする行為が俺は大嫌いだ。高校の頃の母親を思い出すし。「もう(入学したんだから)仕方ない」で済ませやがったアレを思い出すんだよ俺は!そんな人間は家族を持つのは禁止にしろ。絶対に幸せに出来ないから。職場で誰かを指導したり、人の上に立つような仕事はするな。助けない・守れないって人間はどうせ人望無いんだから。1人で部屋でオXニーでも楽しんでろ。人と絡むな)