こんにちは。桜田紋吉です。もちろんオッサンです。
私のすべてのスペックは中の下です。下の下もあります。
・・・ってか、ありがてぇ。。。
マジありがてぇ。。。
『会社のパソコンで見てます。〜〜〜応援してます！』
のコメントが届いた。
ありがてぇ。。。染みる。。。
『会社のパソコン』ってのがいいねぇ！
家で自分の時間を確保した時にゆっくりと見てます！・・・とかじゃないのよ。
『会社のパソコン』よ。最高。
あれだよね？
仕事つまんねぇー・・・とりあえずアイツのブログでも見て時間潰そうか！ってことだよね？
・・・ありがたい！！！
その『片手間の感じ』が嬉しいのよ！！！
だって！
俺も片手間で書いてるからね！！！
片手間で書いてんのにさぁー・・・
真剣に読まれてさ・・・
真剣にコメントされてみ？
ガチで困んのよ。。。
『３時のおやつ』を作ったのに
「肉が入ってない」とか「全体的に栄養が足りない」とか言われてみ？
よく見てよ！３時のおやつなんだよ！！！
３時のおやつに何を求めとんじゃい！！！
空腹を少し満たすぐらいだろ！！！
その欲求はディナーで解消してくれ！！！
で！
ディナーは自分で探せ！！！
・・・おっと。話が脱線しやした。
そろそろ本題へ。（コメントくれた人サンキューです！）
今日はウチの嫁さんの話を。
ウチの嫁はあまり世の中のことを知らない。
知らないっていうか
興味が無さそうだ。
とは言ったものの
芸能人の不倫のニュースなんかには
敏感に反応する。
「広末涼子キタッー！！！」
って具合にテンションが謎に上がってらっしゃる。
まぁどこの地域の主婦層も似たようなものなのかもしれない。
こんな芸能人の不倫ぐらいにしか興味が無いウチの嫁さんが
何故か『あのちゃん』を絶賛していた。
（あのちゃん。数年前の水曜日のダウンタウンのやつは見事だった！）
嫁「・・・ねぇ。『あのちゃん』って知ってる？」
俺「知ってる。知ってる。」
嫁「あの子はマジで凄いよ。」
俺「へぇ。・・・どのポイントが？」
嫁「歌よ。歌！」
俺「・・・歌？」
嫁「えっ！？知らないの？有名な歌あるじゃん！！！」
俺「・・・えっ？」
嫁「えっー！！！知らないんだぁ！！！」
嫁は俺に対して勝ち誇った顔で優越感に浸っていた。
少し焦った俺はスマホで即ググった。
『・・・なるへそ。チェンソーマンっていう大人気アニメの歌を担当しているんだな！』
俺「今、調べた！チェンソーマンの歌を歌ってんだろ！？」
嫁「・・・ん？何マン？知らん。」
俺「『ちゅ、多様性』っていうやつ？多様性？ＬＧＢＴの歌ってこと？凄いテーマだな。。。」
嫁「えっ！？ちゅ？多様性？なんそれ？」
俺「・・・あれ？違う曲か？」
嫁「もっと有名なやつあるじゃん！！！」
俺「もっと・・・？」
嫁「いや、あのちゃんがテレビ出てきた時さぁ！『えぇ！この子があの曲歌ってんのかよぉぉぉ！！！』って驚きすぎたから。」
俺「へぇ。（あのちゃんのあの曲って『あの』って単語が入り過ぎてキモいな）」
嫁「え！？まだ分からないの！？」
俺「・・・ググっても何も・・・出ないな。」
嫁「『うっせぇわ』よ！『うっせぇわ』！！」
俺「いやいや、それは・・・」
嫁「マジでびっくりしたから！あのちゃんが『うっせぇわ』歌ってる人だったって気付いた時はマジで驚いた！！！」
俺「・・・それ『Ado（あど）』ね。『あの』じゃない。別人。」
嫁「え？別人？」
俺「そうそう。」
俺は
これ以上何か言うのは止めようと思った。
そもそも・・・
よく考えれば別にいいじゃないか。
『うっせぇわ』を歌っているのが
『Ado』でも『あの』でも。
それがどっちだろうが俺達の生活に何の変化もないし、支障もねぇよ。
俺は悔やんだ。
『うっせぇわ』を歌っているのは『あの』ってことにしときゃよかったじゃねぇかって。
わざわざ訂正する必要なかったよなって。
後悔したよ。余計な訂正しちゃった。
しかし
さすがウチの嫁だ。
そっからの返答が素晴らしかった。
嫁「あっ別人なんだぁ。『あ』から始まる二文字で発音する名前が今の流行りなの？」
・・・切り替えが素晴らしいよね。
もう間違えてたことなんて二の次なのよ。
一般的な「いやぁだぁ〜！間違えてたぁ！恥ずかしぃわぁ！」みたいなリアクションは一切なし。
すぐ次よ。
え？Ado？あの？アド？アノ？・・・『あ』から始まる二文字の名前がトレンドか？そうなのか？
ってことよ。
この切り替えの早さが我が家の平和の秘訣のような気もする。
間違えても次！次！の精神ね。大事よ。
でもね。
たまに『とんでもない一言』をウチの嫁さんは発する時があるんだよね。
去年の夏だった。
家族全員に微熱が出て（俺達夫婦と子供達）
『こりゃ高確率でコロナだな』ってことで
木曜日の午前中に『嫁と子供達』がコロナ検査に行って（微熱が出た日が木曜の朝だったからね）
俺が
その日（木曜日）の午後に１人でコロナ検査に行ったんだよ。色々と理由があって午前中には行けなかった。
もちろん嫁さんと子供達が検査した同じ施設に検査に行ったよ。
で
『木曜日の午前中』に検査をした人は
翌日（金曜日）に結果が出るわけ。
でも
『木曜日の午後』に検査をした人は
翌日には結果は出ないって言うわけよ！（施設のスタッフの人が言ってた）
え？俺だけ土曜まで結果待ち？
って思ってたら
甘かったね。。。
土曜・日曜は施設が休みなので月曜日まで結果を待って下さい。とか言うわけ！
しかも！！！
その月曜日が祝日でさ！！！
今回は月曜日が祝日となりますので
『結果は火曜日に出ます』だってさ！！！
嫁と子供達は金曜日に結果出てさ
俺だけ火曜日だぜ。。。
・・・まぁいいけど。
どうせ全員が陽性だろうから
みんなで仲良く自宅療養だな。
って特に俺は気にしてなかった。
結果が金曜日に出ようが火曜日に出ようが大差ないだろって思っていたよ。
その時はね。
で
金曜日に嫁と子供達が陽性確定の連絡が。
火曜日に俺の陽性が確定された。
しかし
家族全員が金曜日から完全に自宅療養しているから
自宅療養している期間は全員同じだった。
で！で！で！
ここからが大事な話！！！
当時コロナになった人って
保険会社から『コロナの自宅療養１日につき入院を１日したことと同じ意味にする』って通知が来てたのよ。（今は違うらしいよ）
つまり！
自宅療養した日数分、入院給付金が貰えたんだよ。もちろん該当者全員分ね。
あっ。当たり前だけど保険に入ってない人には無関係の話よ。
とにかく！
コロナでの自宅療養は病院に入院したってことと同レベルで考えるから保険会社が入院費を払います！ってことね。（ざっくりと説明）
俺達夫婦からしたらさ
マジで『ありがたいねぇ！』って話よ。
保険に入ってて良かったぁ〜！ってホッとしたよ。
で
自宅療養も終わり、体調も全員が回復し
平穏な日常に戻ってきた頃に
保険会社から手紙が届いたのよ。
さっき説明した『入院給付金』の振込みが完了しましたのでお知らせしますって手紙。
手紙には家族１人１人の給付金の額が記載されてたよ。
その手紙を見て俺は震えたね。。。
だって
俺だけ給付金の額が圧倒的に少ねぇのよ。。。
嫁さんは満額。子供達も満額。
俺だけ・・・え？数万円も少なくないか！？
同じ日数、自宅療養してたのにぃぃぃ！！！
・・・ん？手紙の下の方に何か書いてある。
『陽性が確定されてから自宅療養を終了された日までの日数で計算してます』って！！！
・・・完全にヤラれたっ！！！！
『木曜日の午前中に検査した人』と『木曜日の午後に検査した人』って違いだけで
こんなに差があんのかい！！！
しかも
月曜日が祝日だったせいで検査結果発表が１日遅れたのも影響受けちゃってるよ！！！
運がねぇなぁぁ！！！
で
嫁さんに
その保険会社からの手紙を見せた後の
嫁さんの一言がパンチライン過ぎた。強烈。
嫁は手紙を見た後・・・
ゆっくりと俺を見て・・・
「アンタ、マジで役に立たんなぁ！」
・・・効いた。コロナより効いた。
確かに役に全く立っていない。
そのくせに
家族の誰よりも寝てたし。
家族の誰よりも食べてた。
なのに
給付金の額は最少額。。。
「役に立たんなぁ！」のフレーズが強烈すぎて
そして
フレーズが的確すぎて
俺はコロナになった時よりも体調を崩しそうだった。
やばいっ・・・！
フレーズが効きすぎて
身体と精神共に崩れそうだ・・・！
ヤバいヤバいヤバい！
もう立っていられないー！！！
そんな時・・・
Adoの歌声が心に届いた。
確かに俺には聞こえたんだ・・・！
Adoはこう歌っていた・・・
「あなたが思うより健康です！！！」って。
どうやら大丈夫みたい。
（まさに『うっせぇわ』だな。ラストは書いてて恥ずかしかったもんね！）
