こんにちは!私が桜田紋吉(もちろん仮名)です!どんどん温かくなってきて過ごしやすいよー!
今日もシクヨロ~!
ついにこの日が来た。
とうとうイチローが引退した・・。
永遠に現役選手でいるのは有り得ないから、いつか辞める日が訪れてしまうのは分かってはいたけども・・!
やはりショック。(思っていたよりショックが大きい)
過去のブログで話したように↓
「スポーツ禁止」からの「スポーツしなさい」 - 振り返ればオアシス!
俺はイチローが好きだ。
「好きなスポーツ選手は誰ですか?」
と質問されたら(誰がすんの?)
「イチロー!」(食い気味で)
と即答するぐらい俺はイチローが大好きである。
一番好きなスポーツは野球だし、プロ野球よりメジャーリーグの方が好きだ。
野球の面白さはイチローが教えてくれたし、メジャーリーグの迫力とレベルの高さもイチローが教えてくれた。
イチローが試合に出た日の成績をスポーツニュースで見るのが少年時代からの日課だった。その日の試合でヒットを2本打っていても「2本か・・。調子悪いのか?」と思わせるのがイチローの凄さでもあった。
正直・・
「そろそろかな・・」
と密かに覚悟はしていた。
5月に「会長付特別補佐」という謎の役職に就任した時には、ぶっちゃけ「???」という感じだったが・・・
数ヶ月前に「マリナーズの開幕戦が東京ドームで2連戦」という報道を知った時に
「あぁ。そういうことね・・。ついに終わるんだなぁ・・。」
と、考えたくはないが近付いてくる終止符に寂しさを感じていた。
そして
先日の開幕戦。
一年も試合に出ていないイチローが先発のメンバーに入っている時点で確信した。
・・・というか、もちろん「イチローが引退するかもなんて考えるの止めよう。素直に試合を楽しく見よう」とも思ったが「あぁ。間違いないな・・。」と確信せざるを得なかった。
そもそも
実力主義のメジャーリーグで「一年間試合に出ていない」「オープン戦の成績が悪い」「もう若くない」という選手を公式戦で使うわけがない。しかも、開幕戦で先発なんて有り得ない。
いくら日本で開催といっても・・・・有り得ない。
つまり
去年、マリナーズと再契約した段階ですべてが決まっていた・・・・と俺は思う。
マーリンズとの契約が終わり、なかなか次の移籍先が決まらない時に
「おい。イチロー。多分どこのチームもほしがらんぞ。君には世話になったからさ、ウチが花道を用意するから。来年の3月、日本で。どうだ?」
とマリナーズ側から提案があったはずだ。
んで
先にソレ(引退への花道)が決まっているもんだから、どんなに成績が悪くても「会長付特別補佐」という謎の役職を与え、誰にも文句を言わせないようにした・・・ということだと思う。
っていうか・・
そこまでメジャーリーグを動かすイチローってマジ凄くね?(少し話のノリ変わっちゃったよ)
公式戦だぞ!!しかも開幕戦で!!
マリナーズだけじゃなくて、相手のアスレチックスもイチローの為に動いているわけだから!!
この2チームだけ他のチームより一週間も開幕戦が早いんだぜ!?
この2チームの選手はシーズンに向けた身体作りを一週間早めたってことだぜ!?
わざわざ日本に来てるし!!!
マジでイチローやばくね???
・・・・まぁ、本当の裏事情が俺の考えていることと同じなのかは不明だけれどもね。(でも意外と当たっている気はする)
しかし
開幕戦の先発メンバー発表の時点でイチローの引退は確信したけれども・・
「引退っていっても今シーズンの終わりまでは現役やるだろ。今回の日本での2連戦の後に記者会見で【今シーズンをもって引退します】って言うのかなぁ」
と俺は思っていた・・。
本気でそう思っていたんだ・・!!!
そんな思いで、開幕戦をテレビに釘付けになって見ていたらイチローが4回裏に交代を告げられた。
両チームからスタンディングオベーションで迎えられてイチローはベンチへと下がっていった。
その光景に俺は涙が溢れてしまった。
「あっ。これ今シーズン限りじゃない。今日か明日で終わるんだ・・。」(実際は明日だったね)
直感的に分かってしまった。
公式戦で両方のチームがスタンディングオベーションしている(しかもイチローはヒットすら打っていない)という事実がすべてを物語っていた。
次の日の試合は
開始直後からテレビの前で泣いていた。
今日の試合で・・
もう見れなくなるのだ。
イチローの走り・・
イチローの守備・・
イチローの打席・・
そして
イチローの背番号「51」も・・
すべてが今日で見納めなのだ。
そう思うと涙が止まらなかった。
試合の途中で「試合後にイチローが記者会見をする」という報道が正式にテレビから流れると【引退】は決定的なものとなった。
とにかくイチローの最後を目に焼き付ける俺・・・。
もはやイチローは「カッコいい」というより「美しい」という表現の方が似合うほど、一挙手一投足が輝いていた。
歴史的で感動的なフィナーレを見ながら
「今までありがとう」
と永遠のスーパースターに別れを告げた。
その後の記者会見も
一言一句逃してはいけないと思い最後まで噛み締めるようにイチローの言葉に耳を傾けていた。
最後の最後の最後まで
翌日は不思議と早く目が覚めた・・。(イチローの記者会見は深夜2時ぐらいまであった)
「あぁ。イチローはもう【元野球選手】なんだなぁ・・。イチローじゃなくて【鈴木一朗】になったんだなぁ・・。」
と寂しさが俺を襲っていた。
そこで俺はハッとした・・!
なぜなんだ・・!
どうしてだ・・!
俺は「一生残るであろう後悔」を発見した。
今思えば大失敗を俺は犯していた・・。
人生の最大級の後悔が待っているかもしれない・・。
その後悔とは・・
次回へつづく。
(ありがとう。俺のスーパースター。)